ハープの選び方(2)

これは私が最初に買った、ストーニーエンドの

ブリタニーという名前のアイリッシュハープです。

 

日本にはこのハープの現物はありませんでしたが、

メーカーのサイトで試聴をして、注文しました。

 

他に実際に見に行って弾いてみたものや、

どなたかのライブに行って、

側で聴いたハープもありましたが、

 

どれもしっくり来ませんでした。

それでネット上で探したのですが、

 

欲しかったトーン(音色)が

このハープにあるのでは、という勘で

注文したのを覚えています。

 

支払いをして手元に来るまで、

10ヶ月ほどかかりました。

 

なかなか勇気のいることでした。

 

今回は、現物がない場合のハープの選び方、

というのをテーマにしてみましたが、

 

やはり音をじっくり聞くことに限ると思います。

 

ネット上の音はリアルではありませんし、

判断が難しいですが、

 

音が均一に鳴っているか、

トーンの中に好みでない種類の音が入っていないか、

 

そういったポイントで聴くと、

まんざらわからなくもないです。

 

例えば、

 

低音は良いけれど、

高音の方がキンキンしている。

 

低音の響きの中に、

あまり好きでない響きの倍音が入っている。

 

とか。逆に、

 

抜けるような明るい音がしている。

 

全体の粒が揃って奇麗に聞こえる。

 

まろやかな木の温もりを感じる。

 

などの特徴があります。

もちろん弾く人の問題もありますが、

 

とりあえず得られる情報の中で分析して

判断していくしかないです。

 

もう一つは、できれば同じハープの別の録音が

聴けると安心です。

 

私が買った頃は、そんなにYoutubeが普及して

いませんでしたが、

 

今は、いろんな方(プロ・アマ問わず)が

パフォーマンスやお気に入りの楽器披露などで

アップしています。

 

メーカーのサイトの音源は、

スケール(音階)のみの場合が多いので、

 

Youtubeで実際の演奏として聴けると、

なお明確になっていきます。

 

実際に気に入ったハープを見つけたら、

他のプレーヤーの演奏も聴いてみたりすると、

より確信が得られます。

 

音が聴けないハープは、当然のことながら、

リストから外すのが無難です。

 

気になる音、もっと聴いてみたい音、

そんな楽器に出会えたら、是非追求してみてください。

 

 

 

最初のハープを注文して10ヶ月ほど経ったある日、

大きな箱に入ったハープが届きました。

 

ドキドキしながら箱を開け

最初にポーンと弾いた時、

 

「そうそう、この音が欲しかったの!」と

安堵したのを覚えています。

 

ハープは人類最古の楽器で、

世界中に何千という種類が存在している、と聞いています。

 

買う買わないは別としても、

そんな探索をしてみるのも楽しいと思います。