ヒルデガルトという女性

ヒルデガルト・フォン・ビンゲンという女性の名前を

私は音楽家として知っていました。


12世紀の修道女で、ドイツのビンゲンという所に住んでいたそうです。(「フォン・ビンゲン」というのが「ビンゲンに居る」という意味になります。) 

 

でも音楽だけではなかったのです。

薬学や医学など、あらゆる知識を持った人だったようです。

 

その当時、今のように医学は発達していませんでしたから、

薬草の知識を持っていれば、ほぼお医者さんのようなものですね。

 

村にある教会(修道院)は、そういった病を持つ人が相談に来るような、いわば病院のような場所だったようです。

 

それだけ古い時代の知識であっても、今にも通じる生活の知恵があるのでした。


ヒルデガルトに関しては、超人的な捉え方をされている場合が多いようですが、

私はもっと普通の方だと思っています。

 

ただ、こういうことを書き残すことのできる、知性豊かな方だったのでしょう。

それと感受性が強い方だったのではないかと思います。

 

自然を愛し、その恵みを十分に生活に活用する方法を研究して、

人々に教えることを喜びとしていたのでしょう。

 

前向きで行動力のある女性だからこそ、各地の修道院を任されていたようでした。

そして、芸術家でもあったのです。

 

讃美歌の作詞・作曲をたくさんしていました。

 

7月にアメリカのハープフェスティバルに行った時に、

ヒルデガルトの音楽を研究している方のワークショップを受けました。

 

ヒルデガルトの音楽がどんな感じかといいますと、

現代のものとは、大幅に違います。

 

12音階(ドレミファ・・・)ではありませんので、

現代の耳を持つ者からすると、ちょっと変わった雰囲気で、

グレゴリア聖歌に近い感じでした。

 

大聖堂で聞くと、ちょうどよい響きがするのかも知れません。

ラテン語がわかったら、なお良いのでしょう。

 

そのヒルデガルトの本によく出て来るハーブが、ジャーマン・カモミールです。

 

風邪の引き始めに効果があったり、胃腸にもよいという万能ハーブです。

 

今日はそのお茶に、お庭のレモングラスを浮かべて、すっきりと。

 

ここのところの長雨と大きな台風、今朝の地震といい、落ち着かない日々でした。

 

すっきり晴れた今日、少し心を落ち着かせたくなりました。

 

                            少しずつ秋が見えて来ています。

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