ハープのさらなる可能性

今日は、先日私がアメリカで観たライブの中で、ハープってここまでできるのネ、という

新しい発見となった、二人のアーティストの動画をご紹介します。

 

まず、エドマー・カスタネーダというコロンビア出身のラテンハープ奏者。

彼は南米のハープ、アルパで伝統音楽を学んだ後、特注のハープをフランスのメーカーに

作ってもらい、独自のラテンハープの世界を構築しています。

 

今もって、どうやって弾くのだろう、と謎に思うテクニックが満載なのです。

アルパの音をそのままに、楽器の構造はアイリッシュハープを採用して、

ベース音(左手)はエフェクター(音色を変える機器)を用いています。

 

ジャンルとしては、ラテン・ジャズになります。

軽快なノリとそのスイング感は、素晴らしいです。

 

ライブでも観客総立ち、拍手喝采でしたが、

彼は天を指差し、「アーメン!」」と一言。

 

ハープも才能も神から賜ったものであることを示すところなど、

誰からも好感持てる若手ジャズハーピストでした。

 

 

 

次は、エレクトリックハープ奏者のデボラ・ハンセン=コナントです。

31弦のハープを立奏スタイルで弾いて歌います。

 

彼女も特注品をメーカーに作ってもらっています。

カーボンファイバー製なので、かなり軽量化されています。

(こちらは、実際に商品化されて流通しています。)

 

次の動画は、デボラさんにしては静か目のバラードです。

もっと元気にロックやブルースもやる方です。

(姉御、という感じです。)

 

エレクトリックハープのパイオニアであり、次々と新しいことに

チャレンジしているアーティストです。

 

ライブもかっこ良かったですし、とても気さくな方で、CDにも楽譜にも

たくさんサインしてくれました。

 



今日の二人は、アメリカをベースに世界で活躍していて、

ヨーロッパとはまた違う音楽の世界感を持っています。


そして、どちらも「魅せる」演奏をするアーティストでした。

それは、真似しようとしてもできない、独自のものなのです。


ハープにもいろんなスタイルがあって、まだまだ新しいことができそうな

楽器であることを実感しました。


そして弾き手によって、本当に表現に多様性があるのです。


自分らしいスタイルで、自分らしい音楽を、

そんなことを目指したいと思ったこの頃でした。