サマーセットフォークハープフェスティバル(2)

朝9時から始まり、夜のコンサートが終わってお部屋に戻ると、

だいたい10時でした。本当に長い一日です。


気が付くと外の天気もわからないまま、

4日間ずっと、ハープを持って、ホテル内の会場を移動するような毎日でした。


そしてホテルの中は、キンキンに冷えていて、

念のために持って行ったカーディガンを着ない日はありませんでした。


日光にも当たらず、室温も春先に戻ったような温度。

身体がどこに照準を合わせてよいのか、わからない状態です。


そのせいでしょうか。

今回ほど時差からの回復ができなかったことは、初めてです。


アメリカに住んでいてここに参加できたら・・・

何度もそう思いました。きっともっと頭が冴えていたでしょう。


そのようなわけで、毎日睡眠は3時間ぐらいでした。

我ながらよく頑張ったなぁ〜と思います。


今回はるばるここに来た理由はいくつかあるのですが、そのナンバーワンは、

どうしても会いたい人がいたのでした。

 

それは、こちらのキム・ロバートソン (Kim Robertson)氏です。

 

私がアイリッシュハープを始めるきっかけとなった方です。この方の演奏をCDで聴いて、

アイリッシュハープを始めようと決心したのでした。大変リスペクトしております。

 

本当に美しい音楽の数々を作り出しているキムでした。

 

この方のワークショップとコンサートを聴けるだけでも、

来た甲斐があったと思っています。

 

ですので、時差ボケで眠い、なんて言っていられません。

いつも一番前の席を取って、キムのクラスを受けました。

 

キムは、ゆったりとした癒し系音楽の印象と違い、とても早口で、ジョークが大好き。

さすがにジョークは半分も理解できなかったですが、いつも笑いに包まれたクラスでした。

 

日本でもキムのファンは多いと思います。

 

キムに、「日本へは来ないの?」と聞きましたら、

「う〜ん。遠いからね。親戚に中国人がいて、中国にもおいでって言われるのだけど、

飛行機の長旅はどうも苦手で。」

 

ということです。

キムの演奏を聴くには、やはりこちらから行かなくてはならないようです。

 

 

こちらはキムのハープです。

きれいな装飾がなされていました。

 

キムのCDには演奏だけで、歌は入っていませんが、とてもきれいな声で歌う方です。

 

ライブでは少し歌も歌ってくれました。

 

実は最後の日、キムのコンサートの時に、ハープの弦の音程が下がってしまったのです。

 

でも、驚いたことに、キムは演奏を止めずに、演奏中に調弦するのでした!(その時の演奏は左手だけになりますが、テンポをずっとキープしているのです。)

 

そのアクロバティックなテクニックもショーに変えてしまう彼女は、

素晴らしいエンターティナーでした。

(さすがアメリカ人ならでは、と思いました。)

 

たくさんインスパイアされました。

そして、本当に少し前まで、この方に会えるとは思ってもみなかったので、感無量でありました。

 

もっともっと聴いていたかったです。

 

一番新しいCDにサインをいただきました。キムはいつまでも私のお手本、先生です。
一番新しいCDにサインをいただきました。キムはいつまでも私のお手本、先生です。