天へ続く調べ

しばらくブログを書く時間がなくて、気が付きましたら6月となってしまいました。

 

先日、親しい方が天へと旅立ちました。

病室でハープを何回か弾かせていただきました。

 

静かな時が流れていました。

 

うっすらとした意識の中でしたが、穏やかに

ハープを聴いていただいていました。

 

最後の日は、讃美歌を歌わせていただきました。

「主よ御手もて」「主われを愛す」「いつくしみ深き」

 

じっくりと聴いていらっしゃる様子がわかりました。

子守歌を聴く赤ちゃんのように、私の声の方へお顔を向けていました。

 

安心なさったのでしょう。

私も歌いながら、平安な気持ちになりました。

 

有限な時間の中での出来事ですが、

天へと続いているような時でした。

 

必ず終わりはありますが、その先もあることを思います。

そのように信じて、「行ってらっしゃい」と送らせていただきました。

 

ご葬儀の朝、庭のラベンダーが、奇麗に咲きそろっていました。

少し切って持たせていただきました。

 

私はクリスチャンなので、仏式での葬儀の場合、

お焼香は遠慮させていただいておりますが、

代わりに、小さなブーケを焼香台に手向けさせていただいています。

 

故人に向けてではなく、その方を慈しんでくださった神様への感謝の思いを

自宅で育てた小さな花にこめて。

 

清々しい初夏の日でした。

 

勇敢に走り抜いた後の、ほっとしたお顔がありました。

もうここにはいらっしゃらず、天で憩われていることを思いました。

 

病室での小さな小さなコンサートを

私も忘れません。

 

こんな風にハープを弾けることを幸いと思いました。

天での再会を祈りつつ。