風薫る季節

一年で一番よい季節を迎えていますね。

 

暑くなく寒くなく、暖房も冷房もいらない、こういう時期って一年中で何日あるのかな、と思います。

 

忙しさを理由に放っておいた小さな庭に、

最近いろいろなものを植えました。

 

ある日、ふっと風と共によい香りが・・・。

ジンチョウゲのような甘い香りです。

そういうものは植えていませんのに。

 

香りの元を辿りますと、それはどうやら蜜柑の花のようでした。

 

ここ数年毎年、たくさんの実を付けるようになりました。

そういえば、5月頃、白い花が咲いていたような気がします。

 

こんなによい香りがするだなんて、気づきませんでした。

立ち止まらないと気付けないことって、案外多いのではないでしょうか。


なんだか損をしていたような気がしました。

でも今から楽しめるので、よかったです。


確かに、青葉茂るこの季節は、花だけでなく、

木々の葉っぱなどからも、いろんな自然の香りがしてきます。

 

寒い暑いなどの体感ではなく、季節を香りで感じる。

そのような幸せな時期ですね。


アイルランドで買った、シャムロックの2世です。

一年目の種を収穫して、今年は地植えにして

みました。

 

一年目はずいぶんデリケートな植物だなぁと

思いましたが、

すっかり日本の風土に慣れたようです。

むしろ、どことなく2世はワイルドです。

 

木を材質にしたヨーロッパ系の楽器も、そのような感じです。

 

アイリッシュハープは、材質がメープル(銀杏)、ウォールナット(くるみ)、チェリー(桜)などの木が多いのですが、

 

輸入したばかりの年は、どうも調子が良くなく、

悩まされることが多いですが、

 

2年目にはすっかり日本の厳しい気候に耐えられるようになって、

頼もしい旅のパートナーとなっています。


アイリッシュハープは本当は男性的な、実にワイルドな楽器だなぁと

思わされることが多いです。

 

こちらはまだ小さいですが、イングリッシュ

ラベンダーです。花はそのまま残しておこうか、

ポプリにしようか、迷っています。

 

実際、これから湿気が出る時期になりますと、北海道以外では、イギリスの気候とは大きく異なりますので、生育が厳しいかも知れません。

 

イギリスの中でも、北のスコットランドは、さらに涼しいです。爽やかといいますか・・・。

そして特に初夏は美しいです。

 

先日、『アニーローリー』というスコットランド民謡を変奏曲風にアレンジしてみました。

 

 『アニーローリー』は実在する美しい女性のようです。

曲調は明るいですが、悲恋を歌っているようです。

 

日本には明治時代に入って来ていて、『才女』という変わった題名が付けられていました。

 

イメージとしては、紫式部や清少納言を思い浮かべているようです。

清楚で賢く美しく・・・・アニーローリーさんもそうだったのでしょう。

 

昔の兵士さんたちも、この歌を歌って、

故郷や恋人を懐かしんだそうです。

 

また、聖歌(讃美歌)としても歌われています。

覚えやすいメロディーというのは、歌詞も乗せやすいので、

時代を超えて長く歌い継がれ、愛唱されるのでしょうね。

 

今、6月からのコンサートを思案中で、このアニーローリーも入れたいと思います。

7月には埼玉の二か所の教会で、演奏予定です。


最近、スーツケースを出しっ放しにしています。

いつでも出かけていけるように、フットワークを軽くしていたいです。

 

でも、もちろん息抜きもいろいろ・・・そんな中からも新しい発想が得られたらと、

この美しい季節を楽しみつつ、自然を愛でて過ごしておりました。

 

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    坂井一富 (金曜日, 29 5月 2015 19:23)

    こんにちは。次の日曜日は「三位一体主日」です。シャムロックの三つ葉は、三つのハート(愛)がひとつになっているように見えますね。礼拝で話します。

  • #2

    Harp-by-KIKI (金曜日, 29 5月 2015 22:37)

    コメントありがとうございます。お元気でしょうか。
    クローバーは一般的には四葉の方が好まれますが、三つ葉でこそ意味があるのですね。
    種類もたくさんあるようです。見ていて飽きないです。