3月に思うこと

石巻市サンファンビレッジにて
石巻市サンファンビレッジにて

石巻へ行ってしばらく経ちますが、目にしたいろいろな光景を

思い返しながら、過ごしておりました。


3月といえば、卒業があり、新しい旅立ちがあり、

そんな中で4年前に起きた惨事は、

すべての計画が狂ってしまうかのようなことでした。


でも4年後の今、徐々に、戻りつつある日常が

そこにありました。


3.11の記念式典で、当時15歳だった石巻の女子生徒が

言った言葉に、考えさせられるものがありました。


「失ったものを取り戻すことはできず、震災の悲しみが癒えることはないでしょう。でも、これから得ていくものは、自分の気持ちや行動いかんで増やしていくことができる。」


取り返すことができない事実に立ち止まることなく、

新しいものを増やしていこう、という前向きな気持ちに

心打たれるものがありました。


もちろん、同じ経験がなければ、同じ所に立つことはできないと思います。

失ったものを埋めてあげることも不可能です。


そうであっても、支援させていただく側ができることは、


東北の皆さんが、これから前を向いて行こうという気持ちを後押しして、

その気持ちに手を差し伸べていく、そういうことなのではないかと思うのでした。


3月は式典での演奏のお仕事をいくつかいただいています。

新たな気持ちになる、旅立ちをする、そういう月なのですね。


私も前へ、次へと向かっております。

がんばっていこう、と思いました。