オープニング・キャロル

 

やって来ました、クリスマスシーズンです。

早い所では、11月の終わり頃からコンサートを

しに行っております。

 

いろんな所でそれぞれに美しいツリーを拝見できるので、

我が家ではいつの頃からか、クリスマスのオーナメントを

飾らなくなりました。まぁ、忙しいことも手伝って。

 

今年はどんな風に(どんな曲で)始めようかな、と

クリスマス準備期間中に考えるのですが、

 

オープニングを飾る曲を選ぶのは、とても時間をかけて、

そして楽しみつつやっております。

 

それは、最初の曲がコンサート全体を表すぐらいの意味を

持っていると思うからなのです。

 

 昨年は、"O Sing a Song of Bethlehem"という、

アイルランドのクリスマスキャロルを

ハープと歌にアレンジして、オープニング曲にしました。

 

そして、今年は、"Wexford Carol"という、

やはりアイルランドの古いキャロルを用意しました。

 

実はこの曲、3年ぐらい前から、この時期になると練習していたのですが、

現実に歌うことはありませんでした。


そして時が満ちて、今年は秋にこの歌のレッスンを

アイルランドで受けることができたので、

再び引っぱり出して来ました。

 

歌詞はとてもシンプル、クリスマスそのままなのです。

 

♪皆さん、クリスマスのこの季節に、

 大切なことを考えてみましょう。

 神はそのひとり子を私たちの世に送られました。♪

 

から始まって、羊飼いが天使に導かれて、馬小屋へみどり子を見に行く、

など、クリスマス物語が歌になっています。

 

旋律も美しいのです。

本当は最近始めました『音楽だより』で、皆様へのクリスマスプレゼントとして

動画を載せて紹介したいのですが、ちょっと時間がなく、また機会をみております。

 

なので、今日はWexford Carolのお話は置いておいて、

クリスマスキャロルのことを書きたいと思います。

 

クリスマスキャロルは、主にヨーロッパで生まれています。

13世紀頃からあって、その頃は、クリスマスに限定せず、

収穫を祝ったり、世俗的な歌でもありました。

 

16世紀に宗教改革があり、そういった世俗的な歌としてのキャロルは

歌われなくなったようですが、19世紀頃に、また新たに歌詞が付けられて、

クリスマスの時期に歌われるようになったそうです。

 

従って、メロディーは作曲者もわからないくらい古く、歌詞は割合新しい

(といっても19世紀ですが)というものが多いようです。

 

広い意味では、讃美歌でなくとも、『赤い鼻のトナカイ』なども

キャロルに含まれているなど、アバウトさがあります。


日本では、11月から約二ヶ月間、街でBGMとして流されていますね。

鈴の音などを聞くと、そりを連想して、

なんとなく楽しい雰囲気になること、間違いなしです。

 

今年もそんなワクワクをお届けしたいと思います。

 

2014年もあとわずかとなりました。

最後までがんばります。


コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    坂井一富 (火曜日, 09 12月 2014 06:27)

    アドベントとクリスマスは忙しいけれども心がはずみます。主イエスの母マリアもそうだったことでしょう。寒くなりました。ドネガルツイードのアイルランドクラッシャーを出しました・・・22年過ぎてなぜか似合わない気がする(笑)ご家庭でお祝いするために作ったクリスマスカード(?)をお送りしますね。

  • #2

    harp-by-kiki (火曜日, 09 12月 2014 15:17)

    こんにちは。
    ドネガル(ドニゴール)は私が昨年滞在した場所です。ゲール語がさかんな地域で、とても田舎ですが、優しい方々がたくさんいる楽しい場所でした。ツイードが工芸品なんですね。エンヤの故郷です。
    寒さに向かいますが、アドベントの2週目となりました。街も活気がありますね。
    この時期、出かけて行くのが楽しみです。
    いつもありがとうございます。