喉を大切に

 

先日、ある方から、こんなのど飴を奨められました。

 

『音楽大学との共同企画』というのですから、なんだか

よさそうな気がしまして、

 

ちょうどボイストレーニングの日だったので、

ボイストレーナーの先生の分も買って行きました。

 

噂には聞いていました、と師匠。

お互い喉に注意をはらうお仲間であります。

  

日頃心がけていることは、とにかく喉を冷やさないこと。

寝る時は、喉にタオルを巻いて、マスクをして寝ます。

真夏でも、です。これは先生も同じ。

 

そしてうがいも何度もします。

折りたたみコップ、なんていうのも持ち歩いています。

 

こういったのど飴は、少し喉を休めたい時や、外出の電車の中で

口にしています。

 

特にプロポリス入りというのが気に入っています。

天然の抗生物質だとか・・・(本当かな?)

 

でも、どんなに注意をしても、風邪は引いてしまうのです。

 

もし一度そうなってしまったら、じっと治るのを我慢するしかないです。

早く治す、ということに意識を集中させています。

 

声が出る限りは、演奏をします。

申し訳ないことですが、少し鼻声になってしまった、ということもあります。

 

できるだけ毎回、同じクオリティーを目指しておりますし、

そうでありたいです。

 

ハープを弾くための指のケアも怠りません。

指先の状態がそのまま音になってしまうのです。

 

いろんなハンドクリームやオイルを試して、ベストと思われるものを持ち歩いています。

  

 

ずいぶん昔のこと、ある著名なフルート演奏家のワークショップに行った時、

(私はその時、フルートを吹いていました。)

 

質疑応答があって、私は、「演奏を開始して、どうも思ったような音が出ていないと

感じた時、どのようにそれを挽回させたらよいでしょう?」

 

という、わけのわからない質問をしたのでした。(まだ若かったのですね。^^)

 

でも、その先生の答えは、ものすごく納得いくものでした。

それは、今の今までずっと心に残っているのです。

 

「今日はメザシしかない、といったら、ないんです!」

 

とおっしゃるのでした。

 

つまり、夕飯のおかずがメザシしかない時に、ステーキは出せない、

という実に当たり前のことなのですが、

妙にハッとするものがありました。

 

生身の人間なので、体調やメンタル面で、

調子が良い時もあれば、悪い時もあります。

 

悪い時に当たってしまった時、それをなんとか取り繕おうとしたりして、

ジタバタするのは、かえって良くない、ということなのです。

 

メザシだけの夕飯であっても、できるだけ楽しく夕食を食べた方が

よいでしょ? ということでした。

 

 

歌などは特によくわかります。

喉の調子が悪かったりすると、音の延びが悪かったり、トーンが明るくなかったり、

本人には痛いほどわかりながらも、続けなければなりません。

 

でも、そこばかりに気を取られないで、今持てるものを精一杯出せるように、

音楽の中に喜びがあるように、気持ちを向けた方が、絶対によいのです。

 

反省はまた後ですればよいのです。

その演奏家の言われたことは、全てに通じることでありました。

 

やれる限りの最善を尽くしたら、後は身を委せて前を向くのがよいのでしょう。

 

久しぶりにこんなことを思い出していました。

季節がよくなった今、油断しないように体調管理をしたいと思います。