アスリートと音楽家

 

今週末も雪でした。

それも関東地方では記録的な積雪で、

 

電車が遅れたり止まったり、

いろいろ予定が狂ってしまった方も多いのではと

思います。

 

今週私は予定なく、身体的なメンテナンスをしに

行ったりしておりました。

 

というかお医者さんです。

しばらく両手小指が痛く、暇になったら

どこか整形外科に行こうと思っていました。

 

 

 

ハープは5本指のうち、小指は使わないのです。

ですので、演奏上支障はなく、そのうちそのうちと思っていて

もう半年以上になってしまいました。

 

なぜ使わない指が痛いのだろう、と不思議でした。

 

これはちゃんと良い先生に診ていただかないと、

「さぁ、わかりません」で終わりそうな感じでした。

 

そこでお友達に紹介いただいたのは、

オリンピックチームドクターをなさっている先生でした。

 

一瞬躊躇しましたのは、体育会系の先生に

音楽系の人が困っていることをわかってもらえるだろうか、

という懸念でした。

 

幸いその不安はハズレまして、本当にトータルに詳しい先生でした!

 

そして「楽器奏者もアスリートと同じくらい、ウォームアップしなければ

だめですよ」と言われました。

 

行ってよかったです。もっと早く行けばよかった。

 

腕の筋肉から来ている小指の痛み、というのが診断です。

ストレッチを教わり、練習前後にやることにしました。

 

そうなのです。楽器演奏も運動神経が大いに関係していますし、

演奏は決して優雅な動作ではないのです。

 

本番までの心身の持って行き方、調整方法などは

アスリートとそんなに変わりません。

 

どちらも生身の身体を使ってやることなんだな、と改めて思います。

 

 

今ソチではオリンピックが開催中です。

今日は男子フィギュアのフリー、そして羽生結弦君が金メダルでした!

 

音楽と一体化して滑る彼らは、芸術家そのもの。

リズム感が大いに関わってきますね。

 

採点内容には、技術点と演技構成点があって、

演技構成点の中には、「音楽の解釈」という項目もあるんです。

 

そして一曲に賭けるその時間、どれだけ集中できるか、で

すべてが左右します。

 

神経が張りつめていても、脱力はしていなければいけない、

これは演奏と共通することです。

 

あくまでも動きは柔らかく、心も軽く、なのです。

 

このへんのコントロール、実に難しいと思います。

ましてや、オリンピックの大舞台となったら、なおさら!

 

羽生君、金を取ったものの、本番の演技が満足いかなかったようでした。

その気持ち、よくわかります。

 

本番で最高の自分を出せたら、どんなにいいでしょう。

彼はこれからもそれを目指して、階段を昇っていくことでしょう。

 

高橋大輔選手、そろそろ引退のようですが、

本当に精一杯の演技が出来たのではないかと思います。

 

演技の後、そんな表情をしていました。

見ていて嬉しくなりました。

 

冬の競技、体の調節が難しいのではないかと思います。

この雪の週、自分を労りつつ、オリンピック選手たちに励まされつつ、

次の演奏へと気持ちを向けました。

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