お掃除中に見つけたもの

年末のお掃除を少しばかりやっておりました。

 

そこで、6年ぐらい前に、アメリカの東海岸を

旅行した時に、お土産で買った笛を見つけました。

 

Tin Penny Whisleと書かれていて、

穴は6つのみ、1000円ぐらいだったので、

演奏というわけにはいかない作りの笛ですが、

 

これが、いわゆるアイリッシュ音楽に欠かせない

ホイッスルであったことを、今更ながら認識しました。

 

アメリカのニューイングランドにある、

Old Sturbridge Villageという村で

 

そのお土産を買ったのですが、

そこは、開拓時代のアメリカを再現した所でした。

 

いろんな所でストリートミュージシャンが演奏していたのは、

確か、アイリッシュ音楽だったように思いますから、

 

ここにもたくさんのアイルランド人が移り住んでいたことでしょう。

そしてこのホイッスルも手にして渡って行ったのですね。

 

仰々しくケースに入れたりしなくても、ジャケットの内側ポケットに

しまえて持っていられそうな、気軽な楽器のようです。

 

私は、長い間フルートを吹いていたのですが、それとは大違いの様相です。

フルートはメンテナンスも定期的に、手入れも結構真面目にやっていました。

 

楽器もかなり高価で、総銀のリングキーや、最後は木管フルートまで

吹いていましたが、ハープに転向した時に、全部売却しました。

 

もったいない、と言う方も多かったのですが、

フルートはたまに吹いたり、片手間でやるような楽器ではなく、

毎日、入念に音作りをしていく楽器です。

 

楽器は毎日奏でてこそ楽器、しまっていることこそがもったいないですので、

他の奏者に使っていただけるのは、幸いと思います。

買い手が付いた時は、本当に嬉しくほっとしました。

 

そこへいくと、このホイッスル、なんて気軽そうなんでしょう。

素材はティン(ブリキ)ですし、生活感があって素朴な楽器と思います。

 

オーケストラで使われる楽器とは役目も音楽も違います。

舞台は家庭であったり、村の婚礼であったり、

そして、その周りで踊りの輪ができているのです。

 

生活に密着した、生きた音楽なんだと思います。

 

このホイッスル、お土産品なので、音はスカスカですが、

せっかく見つけたので、しまっておかずに出して飾っておこうと思いました。

 

大掃除の収穫です。

 

大晦日の今日、まだ片付けは終わりそうにないですが、

ほどほどにして、新年への思いを馳せながら過ごそうと思います。

 

皆様、どうぞよいお年を!