旅日記<14> Colchester (Essex) への小旅行

 

ウインブルドンからウォータールー、そしてストラット

フォードと乗り換えて、あとはゆっくり東北方面へ。

 

と書きますと、すごくスムーズに旅しているかのよう

ですが、実に久しぶりのイギリス、まるで交通網が

わかりません。

 

パトリックさんに詳しく教わって行ったものの、

実際は、あっちへフラフラ、人に聞きつつ、

" I don't know."と言われ、(イギリスの人って

自分の行き先以外はわからない方が多いです。)

 

 

荷物は2泊分とはいえ、ハープもありますし

それなりに重く、(今回カートが役立ちました。)

 

「世界の車窓から」の気分には程遠かったです。^^)

 

それでも、こんなグリーンカラーのカントリーサイドの

風景が見えて来ますと、「そうそう、これがイギリス」

と思います。

 

何もない、けれど、こういう景色の中を歩いたり、

小さな自然を見つけたり、

そんな楽しみがあるのも、イギリスです。

 

暑くなく、寒くなく、その気候のよさも

大好きです。

 

そういえば、アレルギー持ちの私、

アイルランドでもそうでしたが、旅に出てから

薬を飲む必要もなく、大変健康です!

 

こちらがコルチェスター城、街のシンボルです。

 

私のうちに絵が飾ってあるので、

毎日見ていたのですが、

 

久しぶりに実物を見ますと、やっぱりなんだか

うっとりします。

 

ローマン式の建築で、大変歴史があります。

中には博物館もあって、当時の貴族の暮らしぶりなどを

見ることができます。

 

 

庭園にはきれいなバラがたくさん咲いていました。

今はバラの季節のようですね。

 

フォトグラファーのお友達から、「イギリスの紫陽花が

あったら撮ってきて」というリクエストをいただいて

いましたが、

 

残念ながら、紫陽花はもう少し後の季節のようです。

 

その他、街巡りもいたしましたが、基本的には

昔とさほど風景は変わらないです。

 

 

ただ、自分の記憶が曖昧で、ここにあったはずの

お店がない、などと探したりしましたが、

 

移転したわけでもなく、ちゃんとあるべき場所に存在して

おりました。記憶の不確かさ、そして長い年月を思いました。

 

少し違うように思ったのは、以前よりも安いものを売る

お店(イギリス版百円均一、Under 1ポンドみたいなもの)が

増えたような、

 

そして、高級感が少し遠のいたような、そんな気もいたしました。

日本に売っているものとそんなに変わらなくなった、というのが印象です。

 

そして、カフェやティールームが増えたように思います。

チューダー朝のおうち風カフェ、それはそれは素敵で、

イギリスならでは、です。

 

コルチェスターでは、古くからの友人(といってももうご年配になりましたが)

のお宅に泊めていただいて、

そちらでハープを聴いていただいたり、

 

パトリックさんのご友人のお宅に招いていただいて、

やはりそこでもささやかな音楽のプレゼントをして、

 

のんびりゆっくりした時間、懐かしい再会を楽しみました。

 

 

そして、二日間とも、滞在したお宅付近のフットパス

(遊歩道といいますか)をハープ持参で散策、

 

池のほとりで渡り鳥にパンをあげたり、

(ものすごい勢いで寄ってきます!)

 

よい景色を見つけては、ハープを弾いて歌って

過ごしました。

 

これがなんとも気持ちのよい過ごし方、

日本ではなかなかできないことでした。

 

歩いていると野鳥の声がしますが、日本の野鳥よりも

声がきれいで、抑揚があって、音楽的な響きがするように思いました。

 

ベートーベンが田園交響曲を作った時に歩いた道、

というのを以前ドイツで見た時、

 

なんて変哲もないのだろうと思いましたが、

その意味がわかったような気がいたします。

 

こういった自然から、西洋音楽が生まれてきたのでしょう。

毎朝、ここを散歩できたらよいなぁ、と思いました。

 

ずっと気になっていた、念願のコルチェスターに訪問できて、

なんとなくほっとしました。

 

以前より当然お歳を召されましたが、元気な友人に、

「来てくれて、ありがとう。」と見送られ、

 

またロンドンのパトリックさん、晴美さん宅へ向かいました。

少し早めに着くようにして、コンサートモードに入ることにしました。

 

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