リュートと歌を聴く

イギリスの16世紀に流行った音楽のスタイルに、

リュートソングというものがあります。

 

リュートというギターの原型のような楽器に合わせて、

歌い手が語るように歌うというものです。

 

古楽の分野になりますが、先日、そのスタイルの

演奏を生で聴かせていただきました。

 

奏者は、波多野睦美さん(ソプラノ)と

つのだたかしさん(リュート)のデュオです。

 

こちらは会場で買ったCDで、お二人のサインもいただきました。

 

 

お二人のCDは何枚も持っているのですが、この絵柄が特徴あって、とても素敵なのです。

見ているだけでも楽しいです。

今回はイギリスの歌の曲集のものを買いました。

 

リュートのつのだたかしさんは、

「メリージェ〜ン」の、つのだひろさんのお兄様。

 

同じ音楽のプロでも、ジャンルがとても違うのですね。

お二人ともものすごい才能のあるご兄弟と思います。

 

今回は、私が参加している、Lily of the Valley(声楽、リコーダー、ハープ)

のメンバーを誘っての音楽鑑賞会でした。

 

三人とも好きな時代の音楽で、とても勉強になりました。

 

Lily の歌姫、志保さんは、波多野さんの細かいニュアンスや

発音の正確さなどに感嘆しておりました。

 

そして、リュートという繊細な、音数の少ない楽器をバックに

歌うということが難しい(普通はボロが出やすい)ことを

言っていました。

 

確かにわかります。ハープもその類いのようです。

飾るものが何もない中で、声がそのままに空間に出て行くという

恐ろしさ、いつも私も感じています。

 

そんなことを全く感じさせなかったのが、波多野さんの

メッゾソプラノでありました。

さすがです。

 

それにしても、本当にリュートは音が小さい楽器なのです。

本当はホールなどのような所で弾く楽器ではなく、

昔はお城の一室、プライベートな空間でつまびくものだったようです。

 

さすがに現代は、それですとコンサートにならないので、

こういった有名な方は、大きなステージでお弾きになりますが、

 

相当にシーンと静まり返らなければならないという

客席側が負う責任の大きさがありました。

 

咳なんてもっての他です。

プログラムのカサカサもNG。

 

これがクラシック音楽会の欠点といえば欠点でしょうか。

小さなお子さんは連れて来られないという現実です。

 

比較的短い時間(1時間半)でしたが、

それもちょうどよいような気がしました。

 

たまにはこういう張りつめた中で、「聴く」ということに

神経を傾ける時間も新鮮でした。

 

そういう意味で、あまり長くない方がよいのかも知れません。

皆さんとても満足して、会場を後にしていました。

 

私もあとは、おうちでゆっくり、クッキーとお茶をしながら

CDを楽しむことにしたいと思いました。

 

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コメント: 2
  • #1

    juno* (水曜日, 10 4月 2013 21:45)

    KIKIさん、こんばんは。
    つのださんの生演奏、聴きに行かれたのですね♪
    私も、ジャケットデザインがとても気に入ってます。
    音楽に合っているし、インテリアにもなる程素敵だと思います。

    ところでー、
    つのだひろさんとご兄弟とは!!
    びっくりです。
    「メリージェ~ン」は、大学生の時、
    20歳以上も年上の知り合いから教えて貰って、
    当時わたしも好きだった曲なのです。
    (リアルタイムでは聴いてません、かなり前の曲ですよね??)

  • #2

    harp-by-kiki (水曜日, 10 4月 2013 22:42)

    juno*さん、いらっしゃいませ。
    はい、行ってまいりました。リュートという楽器、西洋絵画にもよく出てきますけれど、
    絵になる楽器ですね。
    そして、ジャケットデザイン、独特で本当に素敵ですよね。
    お二人がジャケットのサインに使っているサインペンは、あえて「金色」なんですよ。

    つのだ☆ひろさん(正確にはこの☆がいるそうです)とご兄弟で、
    そして、漫画家のつのだじろうさんもまた、お二人のお兄様だそうです。
    すごい一家ですね!

    今度よかったら、是非コンサートにご一緒しましょうねー。