ノンペダルハープの集い

 

海の日の昨日、日本ハープ協会主催のワークショップ

(第二回「ハープを弾こう」)に参加するために、

築地の浜離宮ホールへ行って参りました。

 

ノンペダルハープとは、グランドハープ以外のハープの

ほとんどのことをいいます。

私も、そういう意味ではノンペダルハープ奏者です。

 

会場にはハープメーカーも何社か来ていて、

いろんなハープがずらっと並んでいます。

 

日本にも国産のハープがあります。

青山ハープといって、福井県で生産されています。

 

今はもうお嫁入りしてしまいましたが、私も以前

青山さんのハープを一台持っておりました。

懐かし〜い。

 

その他、フランスやイタリアの楽器メーカーのものもあって、

一度弾いてみたいと思っていたものを、今回弾くことができて、

それだけでも行った甲斐がありました。

 

どちらもクラシック系の楽器メーカーなので、民族的な音というよりは、

由緒正しい響きがしていましたね。

 

この会では、有名な奏者による演奏も聴くことができました。

 

アイルランド音楽の研究者であり、クラシックのハーピストである

菊池恵子さんと、ヒストリカルハープ奏者の西山まりえさんです。

 

この写真は、西山まりえさんがハープの説明をされていますが、

今回は、ゴシックハープをお持ちでした。

 

私は、ゴシックハープを初めて生で聴きました。

なんと繊細なんでしょう。

それに片手でひょいと持ってしまえるほど軽そうで、羨ましかったです。

 

普段、西山まりえさんは、ご自分の身長ぐらいある立派なバロックハープ

を運んでいらっしゃいますから、今日は、軽々とたぶん電車で

来られたのでしょう。

 

 

 

 

このように足の間に挟んで弾くようです。

古楽器によくあるスタイルです。(ヴィオールなど。)

 

これは大変そうです。

このスタイルで安定して弾けるようになるまで、3年かかるそうです。

 

でも、風情があります。

バロック絵画とかに出て来るような感じです。

 

ワークショップ参加者による演奏の時間も

ありました。

 

私は今回は初参加なので、エントリーせずに

ゆっくり楽しませていただきました。

 

こちらは、プロのハープアンサンブルグループ

 ”カフェ・ドゥ・ラ・ハープ”のみなさんです。

 

独自のアレンジによるポップスが、とても華やかで

素敵でした。

 

 

 

一番右の、グランドハープ並みの大きさのハープも、アイリッシュハープです。

5オクターブほどありますでしょうか。

 

アイリッシュハープ(ノンペダルハープ)は、楽器の大きさも音色も、本当にさまざま。

材質によって響きも全く違います。

 

今日会場にたくさんあったハープは、ほんの一部で、まだまだまだもっと他に

世界中にはたくさんのハープがあります。

 

 

一つ珍しいアフリカのハープがありましたので、持たせていただきました。

 

あんまり音階ははっきりよくわかりませんでしたが、土の中に半分埋めて、

打楽器のように使うそうです。

 

木の枠に弦を張る、というのは、古代からあった発想で、ハープは楽器の中で

最も古いものだと言われています。

 

アイリッシュハープも、吟遊詩人の衰退によって、一時は消滅してしまった

楽器なのです。

 

 

 

それが再び、アイルランド民謡の編纂とともに復活して、遥か遠くのこの国で、

私もこのハープを弾く一人として、歴史上にいる不思議を感じます。

 

そして私は、ハープは独学路線で来ておりますので、師匠もなく、

他の演奏家との繋がりがないのですが、

 

終わってからたくさんの方とハープの話ができて、また日本のノンペダルハープ界の

動向を知ることができて、良い交流会でした。

 

最後まで残らせていただき、会場を後にしました。

 

夕方になってもアスファルトの上は熱風のようではありましたが、

ハープの涼しげな音を頭の中に鳴り響かせながら、徒歩で銀座へと向かい、

都内でのひとときを楽しんだ一日でした。

 

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