米良さんのステージ

KIKIの春コンサートが一段落したので、

先週末からは、next stageへと向かうと同時に、

連日のようにアーティストのコンサートへと足を運んでおりました。

 

自分のコンサートを控えていると、なかなか他の方のコンサートには行けません。

特に、クリスマスシーズンなど、たくさんいいコンサートがあるのですが、

ここ数年、行ったことがないです。

 

ですので、まとまって空いている時には、できるだけコンサートに行って、

勉強の機会を持っています。

 

そしてそんな折に、地元(流山市)に米良美一さんがいらっしゃるではありませんか。

 

カウンターテナーとして、「もののけ姫」の主題歌の歌手として、

大変有名でいらっしゃいます。

 

何よりも私は、米良さんのワンマンコンサートに大変興味がありました。

 

私もソロで活動していますので、ソロアーティストのステージ作りというものを

見てみたいと思っていました。

 

以前、テレビででしたが、清水ミチコさんのライブというのを見たことがありますが、

結構尊敬いたしました。

 

何しろたった一人で、2時間も何かやってくれるのですから。

 

私のコンサートは、せいぜい50分〜1時間ぐらいが1ステージです。

これだけでも本当に大変ですのに、2時間というのは、すごいです。

 

今回米良さんは、ピアノの伴奏のみのステージでした。

 

これだったら、マネージャーと3人で来ればいいのかな、と思いきや、

 

次々と繰り広げられる衣装の数々・・・。

ドレスあり(!)、着物あり・・・。

 

衣装係、メイクさんも同行ですね。

 

音響もこれは特殊そう。機材もホールのものではなさそうなので、

PAで二人は必要ね・・・・と、そんな舞台裏のことをつい考えてしまいます。

 

米良さんの声はもちろんのこと、合間のMCも素晴らしいですね。

大ホールの空気を一つに支配していました。

 

米良さんのイメージは、もののけ姫の高い声ですが、

最近では、昭和の歌謡曲のカバーなど、

かなり低音をきかせるような選曲が多いみたいです。

 

お話の中で、ご自分は以前、意味もわからずクラシックの歌(原語)を歌っていて、

それが自分自身のステイタスになっていた、セレブだと思っていた、と。

 

でも、実際には昭和の大衆歌謡の中で育ち、その歌の中には、

日本人が失いつつある温かさや人情がたくさんあって、

 

そういう、他者を思いやれた時代の日本に戻ってほしいし、

自分もそうなりたい、と言っておられました。

 

そして、皆さんがわかる音楽を提供して、共に分かち合いたい、

自分や社会と真剣に向き合いたい、とも・・・。

 

確かに、自分自身がわからない音楽をやっても、本当にしっくりこないものです。

それは結局、何も聴く人に伝わらないのです。

 

コンサートの中で垣間見た、米良さんの素直で謙虚な姿勢には、

心打たれるものがありました。

 

私も、自分が本当に理解して、その中にメッセージを見出せる、

意味のある音楽に取り組んでいきたい、と切に思いました。

 

終了後、記念にCDを一枚買いました。

並んでサインももらったのです♪

 

私が、「低い声も素敵なんですね。よく響いてましたよ。」

と申しましたら、真剣な顔をなさって、

 

「低い声を褒められるのが、実は一番嬉しいんです、僕!」

と、おっしゃっていました。

 

もしかしたら、本来のご自身とは違うイメージが、

ずっと付いて回っていて、苦しいことがあったのかも知れないです。

有名人は大変ですね。

 

肖像権の侵害になるので、撮影は一切禁止、ということで、

写メもありませんので、ちょっと寂しいですが、

 

米良さんのステージは、大変華やかで、楽しく盛りだくさん、

和やかな2時間でした。(やっぱりスゴい!)

 

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