ロンドンデリー (ダニーボーイ)

数あるアイルランド民謡の中で、一番好きな曲です。

美しく、哀愁あふれるメロディーラインが素晴らしい。

 

アイルランド北部、アルスター地方の都市にデリーという所があって、

そちらに伝わる民謡です。

 

行ったことはありませんが、フォイル川と美しい丘に囲まれた、

とても素敵な場所だそうです。

 

これまでに私は、いろんなロンドンデリーを演奏してきましたが、

主にアンサンブルでやることが多かったです。

 

ふと、ハープの弾き語りで、KIKIオリジナルアレンジの

「ロンドンデリー」を完成させたくなりました。

 

この曲は恋の歌で、「もし私が林檎の花だったら、あなたの上にひらりと落ちて、

あなたを飾りたい。」といった歌詞が付いています。

 

なんとなくこの詩が、私にはピンと来ないものがありました。

 

実はこの曲、いろんな歌詞が付いていて、

題名も違うものがいくつか存在しています。

 

そして、同じくらい有名なのが「ダニーボーイ」です。

今回私は、そちらを採用しました。

 

これは、一般的には、戦争に息子を送り出す母の思いを歌っている、

とされています。

 

 

  ♪ おお、ダニーボーイ、合図のバグパイプが鳴り響いているね。

    谷から谷へ、そして山の斜面を駆け下りるように。

 

    夏は過ぎ去って、バラの花もすっかり落ちてしまった。

    もう君は行かなくてはならない。辛いことだけれど。

 

    でも、草原が夏色になる頃には帰って来てほしいな。

    あるいは、谷間が雪で、白く静かに覆われる頃でもいいから。

 

    晴れの日も、陰りのある日もあるだろうけど、

    母はいつもそこにいて、君の帰りを待っているからね。愛するわが子よ。♪ 

    (訳:KIKI)

 

 

アイルランドは戦争の歴史が長い国です。

招集のラッパは、あちらではバグパイプなのです。

 

いや、泣けますね、ホントに。

 

サビの部分、Tis I'll be there in sunshine or in shadow.というところが特にね。

 

この母は、人生が晴れの日だけでないことを知っていて、

どんな天気の日があっても、変わらずにここにいて、

あなたを見守りつつ待っているからね、と言っています。

 

その悪天候の日とは、母の境遇でもあるでしょうし、

離れている息子の境遇でもあると思います。

でも、どんなことがあっても変わらずに、ということなのです。

 

無償の愛というものですね。

 

練習の段階でも泣けます。

これを果たして本番で歌えるでしょうか・・・?(泣)

 

昨日、今日で編曲は完成しました。

 

続く春の残りのコンサート、そして夏に向けても、

「ダニーボーイ」を入れてみたいと思います。

 

お楽しみに。

 

 

 

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