ハープ & ソング コンサート

先日、グループホームと呼ばれる所で、初めてコンサートを

しました。

 

一軒の大きな家に、少人数のご高齢の方が住んでいて、

ヘルパーさんや介護福祉士の方が常駐している、ホームです。

 

←この素敵な看板は、皆さんがコンサートのために作って

用意してくださったものです。(毛筆の字も!)

 

聞くとところによりますと、皆さんは、全員が認知症で

いらっしゃるということです。

 

 

でも、音楽が大変お好きで、このコンサートを待ちわびていてくださったと聞いて、感無量です。

 

当日は、どういうプログラムにしようかと思っておりましたら、

「普通の大人向けで」ということでしたので、

敬老の日のプログラムをそのまま変えずに、組みました。

 

イントロ当てクイズ、なんかもやるのですが、皆さんご参加くださり、

一人の方が、ばっちり当ててくださいました。

 

私がハープで伴奏して、皆さんが歌う場面では、とてもお上手に、歌っておられました。

きっと、ホームでも毎日歌っていらっしゃるのですね。

 

一つだけ、他の場所と違うことを感じたのは、

演奏だけよりも、歌が入った方が、皆さんの感性を刺激するようです。

 

それがたとえ英語であっても、です。

歌が入ると、皆さんが引き込まれていくのがわかるのです。

もしかすると、言語は何であってもよいのかも知れないです。

 

声を聴くことは、安心に繋がるのでしょうか。

人の声には、聴覚に作用する何かがあるのかも知れないです。

 

高校時代、フォークソングクラブという所にいて、弾き語りをしていました。

 

今、楽器はギターからハープに変わりましたが、

やっていることは、当時の再現のようでもあります。

その経験がなかったら、このスタイルにはならなかったでしょう。

 

以前は、ハープの演奏が8割、歌は歌詞の紹介として、ご愛嬌でやっていました。

BGMでしたらそれでよかったのですが、福祉施設では、本当に皆さん真剣に、

耳を傾けてくださるのです。

 

試行錯誤を繰り返し、だんだんきちんとしたコンサートになっていくうちに、

そこにテーマとメッセージ性が、加わっていくようになりました。

コンサートが一つの物語りとして流れるように、演奏し、歌い、話す、という3本柱です。

 

歌の勉強のために、ゴスペルグループに参加するようになってから、

アイリッシュハープには、自然な声の発声でよいことがわかりました。

ハープの音に声が溶け込むように・・・そういう語り掛けを目指していきたいです。

 

先月は、いろいろな場所での敬老祝会に呼んでいただいて、コンサートをしましたが、

与えているようであって、実際は与えられることの方が多い日々でした。

 

今、そのことを振り返って、ハープ演奏と弾き語りのスタイルをさらに確立したい、

中世の吟遊詩人が、メッセージを伝えるために、ハープを弾いて旅したように、

何か伝えていけることが、あるのかも知れない、と思いました。

 

そんな想いと共に、このホームページに、「ハープ&ソング コンサート」のご紹介欄を設けました。

 

いろいろな場所に、出向いていきたいと思います。

そして、いろいろな方の、たくさんの笑顔に出会いたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

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