早くも梅雨が明け・・・

例年より10日も早く、関東甲信越地方の梅雨が明けました。

その日差しの強さったら・・・あまりにすごくて、怖いくらいです。

 

そんな日ではありましたが、昨日、日曜の午後は、ソロコンサートに出かけて行きました。

 

今日はロビーコンサートで、70人ぐらいの方が聴きに来てくださいました。

そちらのロビーは縦長なので、後ろの方まで音が届くかどうか心配で、

初めてハープにマイクを付けていただきました。

 

音量調節って難しいです。

ハープの音って拾いにくいですし、ヴォーカルとのバランスもあるので、

十分なチェックが必要。

事前にやっておくべきだったと、反省です。

 

それでも、施設の方がいろいろ工夫してくださり、

今回はなかなか良い音響で始めることができました。

 

私の予想では、まだ今頃は梅雨でうっとうしく、なんとか爽やかに!という

選曲で参りましたが、外はサンサンと夏の太陽・・・

あら、ちょっと違ったようです。

 

でも、「椰子の実」や「浜辺の歌」など、潮の香りがするような曲も

入れましたので、少しは夏らしさも感じていただけたのでは、と思います。

 

こちらは、本当に音楽好きな方が多いようで、進むうちにそれが伝わって来ました。

中でも、大変素敵なテナーのお声が聴こえてきて、なんともいい感じ。

コンサートを盛り上げてくださいました。

 

そして、コンサートの後に、その方が大きな声で、

「演奏者の方のお名前をもう一度教えてください。

それと、ハープは何弦あるのですか? 全盲なので。」

と、おっしゃいました。

 

目がご不自由だったのですね。

きっとそういう方は、耳がとても良いのでしょうね。

歌声も本当に素敵でした。

 

終わってからその方の所へ行き、少しお話をしまして、

どちらで声楽を勉強されたかを聞きましたら、なんと、

 

「大中寅二郎先生が存命中、師事していました。」

と、おっしゃるではありませんか。

 

大中寅二郎さんという方は、私がその日弾き歌いした、「椰子の実」の作曲者です。

島崎藤村が直々に、大中先生に詩を持って行って、作曲をお願いしたと聞いています。

 

うわっ〜・・・

「椰子の実」は、私が超現代風にコードアレンジして、アンニュイ感たっぷりに

語り歌いしたもので、原曲とはかなり雰囲気が違う仕上がりになっているのです。

 

なんとなく、作曲者を前に演奏したような気分で、どっきりでした。(冷汗)

でも、その大中先生という方の、真摯な生き方やお人柄なども聞くことができて、

大変貴重な機会でした。

 

いつも思うのですが、コンサートは自分一人で作っているものではなくて、

陰で働いてくださっている方、そして、観客の皆さんとの共同製作だということ。

今日は改めて、それを思いました。

 

「また来てくださいね。」

 

その方の言葉をいただいて、この暑さも忘れて帰ることができました。

施設の皆様も、いろいろなご準備、本当にありがとうございました。

 

さて、夏のスタートです!

 

 

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