さくら、さくら

家の向かいには、桜が咲く公園があります。

うっすらピンク色のつぼみが見えていますから、もう少し気温が上がったら、

一気に咲くことでしょう。

 

ですが、今年はあまりそちらに目が行っていませんでした。

普段テレビをほとんど見ない私も、被災地を映す番組を見ることが多かったですし、

常にテレビを付けていて、「緊急地震速報」などに、身構えることが多かったです。

 

気がつけばもう4月で、ここで一つ、うっかりやりそびれていたことを思い出しました。

それは、「春の歌メドレー」の編曲です。

 

昨年から、秋、冬と、ハープでメドレーを作っていました。

でも、なんだか今年は春が遠く感じてしまって、本当でしたら3月に

作っているべきものが、実はまだでありました。

 

このメドレーは、やはり人気があるのです。

メドレーっていいですよね、次は何かな、という期待感がね。

 

今回のメドレーは、4曲繋ぎで、最後は「さくらさくら」で締めることにしました。

短調系で締めることは滅多にないのですが、この曲は意外に華やかさがあります。

桜の花は、日本人の心、みたいなものですからね。

 

昔、イギリスに住んでいた時、桜が満開に咲いている状態の木を、

何かの理由で、市の職員さんが、キーコーキーコー切っていて

びっくりしたことがありました。

 

近所のおばさんに、「日本人にとって、桜は特別なものなのに、

こんなところをお見せして申し訳ないわね。」と言われたことがありました。

確かに・・・。

 

桜の開花期間は短いですが、つぼみのわくわく感から始まって、

一つ二つと咲き始める楽しみ、そして満開のブーケ、その後に花びらがはらはらと落ちる様・・・・

幾通りも楽しみがあって、桜って意外と盛りだくさんなのですね。

 

今年は、各地の桜祭りも中止のところが多いみたいですね。

日本は今、心から桜を楽しむ気分にはならないですから、

今年は少し遠くから、静かに桜を眺める・・・それもよいのかも知れません。

 

4月にあるいくつかのハープコンサートでは、もう葉桜になっている所もあるかと思いますが、

その余韻を楽しんでいただけたらと思っています。

 

 

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。