キャロルの花が咲きました

珍しい、ハープの裏側からのショットです。
珍しい、ハープの裏側からのショットです。

今週、来週と、クリスマスコンサートが続いています。

そういう時期ですね。街も華やかな装いです。

 

12月に入ってからのコンサートでは、ヨーロッパ各地

の、いろいろなクリスマスキャロルをご紹介しています。

 

そして、特に私が気に入っているのは、メロディーが

グリーンスリーブスになっている、「みつかい歌いて」

という曲です。

 

もともとは、16世紀、イギリスのシェークスピアの劇中で歌われた、世俗歌だそうです。

 

短調ですが、美しいメロディーで、イギリスの空気が感じられるような曲です。

 

そして、このキャロルは、降誕したキリストへの子守唄で、英語では、“What Child is this?"

という題が付けられています。

なので、子守唄を歌うような、できるだけ優しい気持ちで歌うようにしています。

 

あと、今年のお気に入りは、"Hark! The Herald Angeles Sing"(あめには栄え)です。

この曲は、メンデルスゾーンの作曲によるものです。

カンタータの中の一部分だそうですが、そのメロディーを取って、後から歌詞が付けられています。

 

YouTubeでマライア・キャリーがすごくかっこ良く歌っていて、いいなぁと思うのですが、

とても真似できません・・・ハープを弾きながらですしね。

 

もう一つ、今年レパートリーに入れましたのは、"Coventry Carol"です。

 

イギリスの、コベントリー地方の伝承曲で、15世紀ぐらいのもののようです。

こちらもかなり暗めですが、コベントリー大聖堂の鐘の音が、うっすら聞こえてくるような

美しく厳かな曲です。

 

これも子守唄なのですが、実はちょっと内容が残酷で、本当いいますと、

クリスマスの曲ではないのですが、一応クリスマスキャロルとして分類されています。

私は歌詞を書き換えて(←勝手に)歌うことにしています。

 

昨日伺わせていただいた、ある老人ホームの、クリスマスロビーコンサートで、

私の演奏に合わせて、とてもきれいな澄んだ声で口ずさんでいる、ご婦人がいらっしゃいました。

ホームで最年長(95歳!)の方だそうで、びっくりいたしました。

 

クリスマスの賛美歌から小学唱歌まで、全部歌詞を覚えていらっしゃいました。

職員の方がおっしゃるには、「いつもああいう感じで、歌っていらっしゃる」そうです。

たぶんそのせいでしょうね、お歳を感じさせない、とても明るい感じの方でした。

 

コンサートの後で、そのご婦人から、「懐かしい曲がたくさんで、嬉しかった」という感想を

いただき、私も大変嬉しく思いました。

 

その日は、入居されている方々へのクリスマスプレゼントとして、ホームの皆さんが企画

なさったハープコンサートでしたが、私の方こそ、大きなプレゼントを頂いた思いです。

 

こういった温かい交流も、クリスマスならではの贈り物、だと思っております。

 

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