ライブ・レポート(鬼武みゆきさん)

Japan Tour 2010のチラシ
Japan Tour 2010のチラシ

10月14日に、スタジオWUU(千葉県柏市)で、鬼武みゆきさん(コンポーザー、アレンジャー、ピアニスト)のライブがあり、行ってまいりました。

 

鬼武さんは、私が最近よくライブに足を運んでいる、ミュージシャンです。

 

ジャズの要素をふんだんに、曲はとてもメロディアスで、かつ詩的で、情景を思わせる美しさがあります。

 

また、音楽から前向さが感じられて、元気が出るとの定評があって、多くの女性から支持されています。

 

爽やかに今日一日を始めたい、そんな朝には、私も鬼武さんのCDを聴くことが多いですね。

 

鬼武さんは、いろいろなアーティストとのコラボレーションをなさっていて、その都度違った趣向で、ライブを楽しませてくれます。

 

今回は、ブラジリアンのグラストン・ガリッツアさん(シンガー、ギタリスト、コンポーザー)を迎えてのジャパンツアーということで、以前からとても楽しみにして、ボサノバ好きの友人を誘って行きました。

 

グラストンさんは、現在はマドリッドに住んで、そちらで活躍しているミュージシャンで、鬼武さんとは遠隔通信(スカイプとか?)で曲を共作したり、レコーディングしたりして、作品を温めてこられたそうです。

 

グラストンさんは、ボサノバというジャンルに留まらない幅広さがありました。

 

あの声、ムードは正にボサノバではあるのですが、時として、スティービー・ワンダーのソウルフルさを感じさせたり、ギターのメロディーに合わせて歌う時などは、ジョージ・ベンソンを思わせたり・・・不思議な方でした。

 

鬼武さんのインストの曲に、グラストンさんが作詞して(もちろんポルトガル語で)何曲か歌ってくれましたが、ブラジルテイストの仕上がりになっていて、それはそれはとても趣きがありました。

またその雰囲気が、鬼武さんの音楽にぴったりなのです。

 

恒例の「即興コーナー」というのがありまして、お客さんから「お題」を出してもらい、その情景をストーリー仕立てにして、即興演奏するのですが、今回は「チリの鉱山落盤事故からの救出」という、ちょうどその日のトップニュース!がお題となりました。

 

閉じ込められた・・・から始まって、絶望、悲しみ、・・・そしてわずかな希望、励まし、徐々に差し込む光、見えて来る地上、救出!というストーリーを、今回のメンバー全員(他、ベース:鳥越啓介、パーカッション:岩瀬立飛)での即興演奏となり、圧巻でした。

世界が一つになった様子を音楽で表現してくれて、なんだか実況中継を見ているかのようでした。

 

鬼武さんのライブは、聴衆一体型、というのでしょうか、参加型のコンサートをしていて、演奏者との距離感が縮まって楽しいのが特徴です。

 

不思議と会場も、和気あいあいとしたムードに包まれます。

私もコンサートをする者の端くれとして、いつも参考にさせていただいています。

 

来年は、グラストンさんとレコーディングの計画もあるそうで、大変楽しみです。

 

 

鬼武みゆきオフィシャル HP  http://www.onitake.com/

 

 

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