メモリアル

これまで我が家にレッスンやアンサンブル練習などで

来てくださった方々には、アイドル的な存在だった、

 

自称シンガーのオカメインコのキョロちゃん。

実は昨年の11月の、とあるコンサートが続いた多忙の朝、

 

私の不注意から、大空に舞ってしまいました💦

 

14歳になるという彼、人間でいえばやんちゃな中ニの男子、

であるわけですが、

 

家の中でしか飛んだことのない子でしたので、

もうそれは『水を得た魚』のごとく、

 

呼んでも振り返らず、はるかに見えない所へ

羽ばたいて行ってしまいました。

 

ずっと探して、ずっと待って、

警察にも届けて、迷い鳥サイトも毎日見て・・・

 

何の手だてもないのでした。

 

一体どこに行ってしまったのでしょう。

どなたかのおうちでお世話になっているのだったら

よいのですが。

 

いなくなる前の日の晩も、ハープを弾くと籠から出て来て、

いつもの定位置で静かに聴いていました。

 

私が歌えばそれに合わせて、合いの手を入れてくれたり、

ずっと音楽を共にしてきたコンパニオン・バードでした。

 

病気か老衰か、寿命を終えるまで、

しっかり面倒みるつもりでしたのに、

 

逃がしてしまったことは、本当に悔やまれます。

別れはある朝突然に・・・なのですね。

 

それ以来、空を見上げることが多くなりました。

そして野鳥の数の多さを初めて知りました。

 

最初の頃、「もしかして!」という野鳥にも

何度も会いました。

 

でもそれは鳩だったり、モズだったり、

たくましく生きている鳥たちでした。

 

彼らは自然のものだけで食べて生きているのですね。

その知恵も生まれながらにして備わっているのです。

 

でも飼われている鳥は、餌を捕ることができません。

どなたかに保護されない限り、何もできません。

 

ごくたまに、おしゃべりができて住所を言える

インコなどもいますが、

 

キョロちゃんは少し大きくなってから飼い始めたので、

全く話すことができないのでした。

 

初夏になって、一段と野鳥の数も増えました。

鳥の声もいろいろな種類があるんだなと、

耳をすますようになりました。

 

キョロちゃんは14年間、ずっと家の中にいて、

もしかしたら一番我が家のことを知っている

存在だったのかも知れません。

 

よそのお宅の庭先に迷い込んで、

そちらの子になっていることを願ってやみません。

 

 

もしかしたらと、庭先に置いたバードフィーダー。
もしかしたらと、庭先に置いたバードフィーダー。
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七夕コンサート

今日は晴天の七夕でした。(そして猛暑のような・・・)

 

千葉県佐倉市にある、風の村保育園佐倉東の

七夕の会に呼んでいただき、

ミニコンサートをして参りました。

 

佐倉には何度か演奏しに行ったことがありましたが、

こちらの保育園は初めてです。

 

まだこの4月にできたばかりという、

brand new 保育園です。

 

床は木の木目がよく見えて、とても温かみがあります。

そして広々としていて、園児さんたちは元気がよくて明るいのです。

 

0歳から5歳まで、90数名の皆さんが

集まってくれました。

 

このくらいの年齢のお子さん達は、

なかなかコンサートに行けないので、

こういう機会って大事ですね。

 

大きいお子さんたちは、とても興味深く、

楽しんでくれた様子でした。

 

本当は音響セットを持って行きたかったのですが、

今日は電車での移動で、朝7時半に出発したので、

通勤通学ラッシュ時に当たってしまいました。

 

さすがに混んだ電車ではハープだけで精一杯で、

音響面が足りなく、少し残念でしたが、

 

良い七夕の思い出になってくれたら、と

願っています。

 

久しぶりに弾き歌いしましたのは、

木村弓さんの『いつも何度でも』

 

女の子たちがうっとり聴いてくれたようでした。

 

そして、ハープの伴奏で七夕の歌を皆さんに

歌っていただいたり、

 

コンサートの後には、大きい園児さんたちを対象に

ハープ体験をしていただいたり、

(みんな奇麗な音が出せましたね!

そして順番を守ってくれてとても偉かったです!)

 

そんな七夕会でした。

コンサートの後は、皆さんとお昼ごはんをいただきました。

 

年長の園児さんたちが呼びに来てくれて、

「ご招待席」に案内してくれました。^^)

 

たくさんの女の子に囲まれて、

楽しいお昼の時間です。

 

いっぱい質問を受けました。

「KIKIさんはどこに住んでいるの?」

 

コンサートの中では、「ハープを持って旅をしています」

と自己紹介をしたので・・・・ええと・・・。

 

「木の上に家があるの」と言いましたら、

「KIKIさんって鳥だったの・・・・?」と真剣そうに。

 

5歳ってとても想像力が豊かなんですね。

自分の5歳の時をうっすらと思い浮かべてみましたが、

どうだったかしら。

 

今の5歳の子たちは、昔の子に比べたら、思慮深くて、

社交的で、おりこうさんですね。

 

楽しい昼食会でした。

 

この後皆さんは、お昼寝だったようです。

でもこんなに元気で眠れるのかな???

 

みんなにお見送りしてもらって、さようならをしました。

また会えるといいね!

 

風の村保育園佐倉東の皆さん、先生方、

ありがとうございました!

 

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ハープの選び方 (1)

こちらは昨年行ったアメリカでのハープフェスィバル、

Harp Tasting(試奏)会場の写真です。

 

読者の皆様にはハープを弾かれる方、ご興味のある方、

これからハープを始めたい方などが多くいらっしゃるようですので、

 

お役に立てればと思い、今日はハープの選び方について

書きたいと思います。

 

もちろんこの写真のように、直に弾いてみることが一番ですが、

日本ではなかなかこのような機会がありません。

 

それでも、2016年の現在は、海外のいくつかのハープメーカーが

日本でも代理店販売されるようになりました。

 

現物もありますので、もしその中から選べるようでしたら、

それに越したことはありません。

 

あるいは、日本が誇る青山ハープでしたら、ショールームもありますし、

アフターケアも万全です。

 

クラシック系のレバーハープが欲しい方、

ゆくゆくはグランドハープを考えている方には、

純国産の青山ハープがお奨めです。

 

そうではない方、ケルト系の音を追求したい方は、

(『ケルト音楽』ではなく、ケルティックなサウンドを追求したい方)

 

私もその部類でしたが、

その場合は、探す旅に出ることになります!

 

でも探していると、世界中にたくさんのハープメーカーがあることを知って、

驚くとともに、楽しく探求できます。^^

 

いずれにしましても、選ぶ時の優先順位は、

「その音が好きかどうか」です。

 

ここだけは絶対に譲らないでほしいと思います。

ハープに留まらず、全ての楽器に言えることですが、

 

ずっとずっと耳に付いてくることですし、

その音と自分が表現したい音楽がマッチしているかどうか、

これはとても大切なことです。

 

ハープはデザインや材質で音が決まりますので、

それだけに数多くのハープメーカーが独自の音を作っています。

 

実際に弾いてみた時の直感で、やはり最初に「?」と思った音は

何年経っても「?」なのです。

 

途中から好きになることはないと思います。

(ただ、買ったばかりのハープの音と経年後の音では

まろやかさが違ってきますが、根本は変わりません。)

 

これぞ、と思うものに出会うまで、

探した方が後悔がない買い物になります。

 

次に同じぐらい大切なのは、弾き心地です。

弦の張りは各メーカーによって違います。

 

私は割合ハイテンションが好きですが、

そうでない方も多いです。

 

確かにこれは弾いてみないとわからないですが、

だいたいの状態は、メーカーのサイトなどに書かれている

ハープの詳細でも、ある程度想像がつきます。

 

弦楽器が初めてだったり、

腱鞘炎が気になる方には比較的テンションの緩めのものを

お奨めします。

 

グランドハープへの移行を考えている場合は、

グランドハープと同じくらいのテンション、

つまり張りの比較的強いものがお奨めです。

 

クラシック系の先生に付く予定の方も同じく、

中程度以上のテンションの方がよいでしょう。

 

クラシック奏法では、Eveのように張りが緩めですと、

とても弾きづらいですし、良い音が出ません。

 

その他、どういう機会に弾くか、持ち運びはどうするか、

などでサイズ(弦の数)が決まってきます。

 

電車で持ち運べるのは、私の判断では、

女性の場合、5キロぐらいまでかと思います。

 

それでも会場に着いた頃には、

とっても肩にずっしりと来ますから、

それ以上の重さのものは、覚悟が必要です。

 

そんなハーピストの悩みを解決する、

カーボンファイバーでできた超軽量ハープを

昨年アメリカで弾く機会がありました。

 

いいなぁと思って少し考えてみましたが、

とてもお値段が高くて、手が出せません。

 

これも日本では現物がありませんので、

もしご興味がある方は、ご連絡くだされば、

どんなハープだったか、お知らせできます。

 

そうなのです。

日本にいて現物を見られないハープの方が、

圧倒的に世の中に多く出回っているのでした。

 

ということで、次回は、『現物がないハープの選び方』

について、考えてみたいと思います。

 

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ハープの選び方(2)

これは私が最初に買った、ストーニーエンドの

ブリタニーという名前のアイリッシュハープです。

 

日本にはこのハープの現物はありませんでしたが、

メーカーのサイトで試聴をして、注文しました。

 

他に実際に見に行って弾いてみたものや、

どなたかのライブに行って、

側で聴いたハープもありましたが、

 

どれもしっくり来ませんでした。

それでネット上で探したのですが、

 

欲しかったトーン(音色)が

このハープにあるのでは、という勘で

注文したのを覚えています。

 

支払いをして手元に来るまで、

10ヶ月ほどかかりました。

 

なかなか勇気のいることでした。

 

今回は、現物がない場合のハープの選び方、

というのをテーマにしてみましたが、

 

やはり音をじっくり聞くことに限ると思います。

 

ネット上の音はリアルではありませんし、

判断が難しいですが、

 

音が均一に鳴っているか、

トーンの中に好みでない種類の音が入っていないか、

 

そういったポイントで聴くと、

まんざらわからなくもないです。

 

例えば、

 

低音は良いけれど、

高音の方がキンキンしている。

 

低音の響きの中に、

あまり好きでない響きの倍音が入っている。

 

とか。逆に、

 

抜けるような明るい音がしている。

 

全体の粒が揃って奇麗に聞こえる。

 

まろやかな木の温もりを感じる。

 

などの特徴があります。

もちろん弾く人の問題もありますが、

 

とりあえず得られる情報の中で分析して

判断していくしかないです。

 

もう一つは、できれば同じハープの別の録音が

聴けると安心です。

 

私が買った頃は、そんなにYoutubeが普及して

いませんでしたが、

 

今は、いろんな方(プロ・アマ問わず)が

パフォーマンスやお気に入りの楽器披露などで

アップしています。

 

メーカーのサイトの音源は、

スケール(音階)のみの場合が多いので、

 

Youtubeで実際の演奏として聴けると、

なお明確になっていきます。

 

実際に気に入ったハープを見つけたら、

他のプレーヤーの演奏も聴いてみたりすると、

より確信が得られます。

 

音が聴けないハープは、当然のことながら、

リストから外すのが無難です。

 

気になる音、もっと聴いてみたい音、

そんな楽器に出会えたら、是非追求してみてください。

 

 

 

最初のハープを注文して10ヶ月ほど経ったある日、

大きな箱に入ったハープが届きました。

 

ドキドキしながら箱を開け

最初にポーンと弾いた時、

 

「そうそう、この音が欲しかったの!」と

安堵したのを覚えています。

 

ハープは人類最古の楽器で、

世界中に何千という種類が存在している、と聞いています。

 

買う買わないは別としても、

そんな探索をしてみるのも楽しいと思います。

 

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テキスタイル・アートと音楽の時

先日、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている、

トワル・ド・ジュイ展を見に行きました。

 

18世紀のフランスの郊外、ベルサイユ近くのジュイという場所に設立された、

プリント生地の工場で生み出された数々のテキスタイルが、

 

その当時一世を風靡したそうで、

かのマリーアントワネットにも愛されたそうです。

 

当時の価値として、シルクと織り物がステイタスだった頃のこと、

コットンとプリント生地、というのは、大きな革命だったようです。

 

田園風景の中に人が遊び、家畜や動物がいて、

村の日常や、はたまた歴史的な事件などが描かれているという、

 

とても斬新で興味深いデザインです。

 

産業革命後のフランスは、機械化と都市化が進み、

人々の憧れは、田園でのゆったりした生活だったようです。

 

そんな人々の「こうありたい」がテキスタイルとなり、

クッションやベッドカバー、お洋服にまで使われたのでした。

 

マリーアントワネットが着ていたワードローブの断片生地も

展示されていて、

 

高貴な方の日常生活が、垣間見られるかのようでした。

 

いつの時代になっても、自然に近い環境で、

一息つける時間を誰もが願っているのですね。

 

会場のBGMは、モーツァルトの室内楽で、

優雅でクラシカルなイメージにぴったりでしたが、

 

様々な生地のモチーフを見ていて、

私はもっと、外の風を感じるような

音楽を思い描きながら歩いていました。

 

トワル・ド・ジュイで有名なモチーフは、

銅板プリントのコットンで、一色だけのモノトーンですが、

 

不思議と緑だったり、空色だったりが見えてくるような、

動きを感じられるテキスタイルでした。

 

芸術であり、実用であり、そういうのって好きなのです。

 

こんな生地でカーテンもいいな、クッションもいいな、

トートバッグもいいな、と夢が広がります。

(高価なので夢だけですが。^^)

 

優雅でゆったりした時間に、外の蒸し暑さを忘れるオフのひと時でした。

 

 

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新しいブログへのご案内

夏休みですね。

夏は大好きですが、やっぱりかなり暑いですね・・・。

 

毎年8月はゆっくりと、秋からの準備をしています。

そしてこの度、ホームページも模様替えの予定です。

 

それに先立ちまして、ブログのみ、

新しいサイトで再出発いたします。

 

(Harp by KIKI 新ブログ ←ここをクリック)

 

ホームページはそのままですので、

コンサート情報や動画などはこちらでご覧いただけます。

 

お問い合わせなども、このホームページで受付けています。

また、今日までのブログは旧ブログとして、ここに残す予定です。

 

秋から新しい企画もしていきたいと思っています。

どうぞ末永くよろしくお願いします!

 

KIKI

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