ニュージャージーへ移動

ニューヨークには2晩ほど泊まりました。

海外へ行くと必ずチェックするのが、スーパーマーケットです。

 

このお野菜の陳列のきれいさ!

ベジタリアンの方も多いので、オーガニックレストランもいろいろあります。

 

野菜と果物の種類はとても豊富です。

ただ、安くはありません。

 

でも見ているだけでも大変楽しいです。

                    

そして、普通のスーパーにもお寿司らしきものが売っていました。

 日本食は人気のようですネ。

 

さて、この日は午後に電車に乗って、ニュージャージーへ行くのですが、

 

少し時間があったので、ユニオンスクエアのグリーンマーケットという朝市に出かけてみました。

 

こちらでも新鮮な果物や野菜が、スーパーよりも少し安く売っていましたので、通勤途中の人たちが、りんごやチェリーを買っていました。

 

私もプラムとブルーベリーを少々。

ニュージャージーではホテルに缶詰になるので、

非常食替わりに買っておきました。

 

それと、ニューヨークで泊まったB&Bのおばさまが  親切だったので、ささやかなお礼に。

 

野菜の他にも、採りたての牛乳やハチミツなど、美味しそうなものがズラーッと並びます。
野菜の他にも、採りたての牛乳やハチミツなど、美味しそうなものがズラーッと並びます。

そしてその日の午後、電車に揺られること1時間と少し、ニュージャージー州に参りました。

 

Morris Plainsという街にあるヒルトンホテルが、今回私が出席するワークショップの会場です。

 

良さそうな、素敵そうな所ではありますが・・・

 

アメリカはとにかく広いですので、ここから歩いて何かを買いに行くとか、町へちょっと散策に行くとか、

 

そういうことは全くできません!!

 

この風景以外は何もなく、ブンブンと車が走っている大通りに囲まれています。

ですので、お散歩をする雰囲気でもありません。

 

特にここは観光地ではなく、企業が点在しているような場所です。

雰囲気としては、ビジネスマンが仕事で来るような所なのです。

 

今回は、300人以上の人が集結するハープフォーラムですから、

それだけの人が収容できる場所となると、こういった殺風景な所になるのでしょう。


7月23日〜26日の4日間、全米最大のフォークハープフェスティバルが

ここで始まろうとしています。

 

チェックインした時に、主催者のKathy De Angeloさんに会いました。

彼女は、私がはるばる日本から来るということで、

とても親切に、いろいろな情報を送ってくれていて、心強かったです。

 

まだ他の参加者の方たちには会えませんでしたが、

大変ワクワクしながら、時差ボケとも戦いながら、

開催前夜を過ごしました。

 

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サマーセットフォークハープフェスティバル(1)

前日からニュージャージー入りしまして、パーシッパニーという所で開かれた、

全米最大のフォークハープフェスティバルに参加しました。

 

ヒルトンホテルの大部分を借り切っての大きな国際ハープフェスティバルです。

全米とカナダから、300人以上のハープ弾きがやって来ました。

 

外国人(非英語圏)参加としては、日本からの私と、

ドイツからのニコルという若い女の子の二人だけでした。

 

遠方からということで、皆さんの前でご紹介くださり、

期間中はいろいろな方が声をかけてくださいました。

 

そして、前日からここに来て、一番困ったのは、食べ物でした。

レストランは高級ステーキハウスがあるのみで、スタバと小さな売店が一つ。

 

その売店では何でも買えると、案内に書いてあったので、

毎回そこで何か買えばよいと安心していましたら、

 

二種類のサンドイッチ、しかもパンは堅くて、その上とっても高い、(and no good tast.....)

という事実・・・(Oh, dear.....)

 

5泊するのですが、食事は付いていませんから、自分で調達しなければなりません。

これは非常事態でした。

 

ところが、ラッキーなことに、カナダから車で来た二人の女性たちと親しくなり、

期間中の夕食は、近くのカフェテリアにご一緒させていただいたのでした。

 

旅をすると、こういう恩恵が本当にありがたく、

これがなかったらどうなっていたか、と思うことが多いです。

今回もそういうわけで、助けられました。大変感謝です。

 

そして、朝から夕刻まで、続々と世界的に名高いハーピスト(ハーパー)の

ワークショップが続きます。

 

本当にどれを選んだら良いか、迷うほどたくさんのワークショップがありました。

最初に選んだのは、グローニャ・ハンブリーのケルト音楽(ダンスミュージック)奏法でした。

 

彼女は何度も日本に来ていますし、ケルト音楽愛好家の方には日本でも有名です。

演奏も素晴らしいけれど、レクチャーもgoodでした。とても勉強になりました。

 

 

今回こちらへの参加を決めたのは、「飛行機や電車で来る人には、無料でハープを貸してくれる」

というサービスでした。

 

完全な車社会のアメリカに、一人でハープを持って行くことはできないと、わかっていましたから、

有り難くそのサービスを受けさせていただきました。

 

主催者のKathyは、「あなたのホームページ見ました。同じタイプのハープを用意しましたよ。」と、

本当に同じメーカーのものを貸してくださいました。(写真右側)

 

本当にご親切なのでした。

このフェスティバルにはたくさんのスタッフがいて、皆何台もハープを持っているようで、

このように提供してくれました。

 

そして、国内から車で来る方たちにも、「貸せるハープがある人は持ってきて」と呼びかけていたようです。

 

ハープ仲間同士、こうして助け合えるなんて、嬉しいことです。

 

初日は、さきほどのグローニャさんのワークショップと、

オンヤ・ミノーグという、こちらもワールドクラスの弾き語り姫の

Singing講座を受けました。

 

家でCDを聴いていたアーティストが、本当にたくさん目の前にいて、

なんとも贅沢な機会でした。

 

そして、夜は毎晩コンサートがありました。

 

初日は絶大な権威あるフォークハーピスト、シルビア・ウッズさんをはじめ、

さきほどのグローニャ・ハンブリーやオンヤ・ミノーグを生で聴く貴重な経験でした。

 

皆、演奏だけでなく、MC(トーク)がとても上手です。

コメディーショーなのではないか、と思うくらい、

どのアーティストも、ものすごく笑いを取れるのです。

 

エンターテイメントの素晴らしさ、ここはアメリカなんだということを思い起こさせるものがありました。

 

初日だけでも大変感動したのですが、これが日曜日まで続くというのは、

今振り返っても本当にすごいことでした。

こんなスター揃いのコンサートを今までに経験したことはありません。

 

そんな長い一日、フェスティバル始まりの日でした。

 

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サマーセットフォークハープフェスティバル(2)

朝9時から始まり、夜のコンサートが終わってお部屋に戻ると、

だいたい10時でした。本当に長い一日です。


気が付くと外の天気もわからないまま、

4日間ずっと、ハープを持って、ホテル内の会場を移動するような毎日でした。


そしてホテルの中は、キンキンに冷えていて、

念のために持って行ったカーディガンを着ない日はありませんでした。


日光にも当たらず、室温も春先に戻ったような温度。

身体がどこに照準を合わせてよいのか、わからない状態です。


そのせいでしょうか。

今回ほど時差からの回復ができなかったことは、初めてです。


アメリカに住んでいてここに参加できたら・・・

何度もそう思いました。きっともっと頭が冴えていたでしょう。


そのようなわけで、毎日睡眠は3時間ぐらいでした。

我ながらよく頑張ったなぁ〜と思います。


今回はるばるここに来た理由はいくつかあるのですが、そのナンバーワンは、

どうしても会いたい人がいたのでした。

 

それは、こちらのキム・ロバートソン (Kim Robertson)氏です。

 

私がアイリッシュハープを始めるきっかけとなった方です。この方の演奏をCDで聴いて、

アイリッシュハープを始めようと決心したのでした。大変リスペクトしております。

 

本当に美しい音楽の数々を作り出しているキムでした。

 

この方のワークショップとコンサートを聴けるだけでも、

来た甲斐があったと思っています。

 

ですので、時差ボケで眠い、なんて言っていられません。

いつも一番前の席を取って、キムのクラスを受けました。

 

キムは、ゆったりとした癒し系音楽の印象と違い、とても早口で、ジョークが大好き。

さすがにジョークは半分も理解できなかったですが、いつも笑いに包まれたクラスでした。

 

日本でもキムのファンは多いと思います。

 

キムに、「日本へは来ないの?」と聞きましたら、

「う〜ん。遠いからね。親戚に中国人がいて、中国にもおいでって言われるのだけど、

飛行機の長旅はどうも苦手で。」

 

ということです。

キムの演奏を聴くには、やはりこちらから行かなくてはならないようです。

 

 

こちらはキムのハープです。

きれいな装飾がなされていました。

 

キムのCDには演奏だけで、歌は入っていませんが、とてもきれいな声で歌う方です。

 

ライブでは少し歌も歌ってくれました。

 

実は最後の日、キムのコンサートの時に、ハープの弦の音程が下がってしまったのです。

 

でも、驚いたことに、キムは演奏を止めずに、演奏中に調弦するのでした!(その時の演奏は左手だけになりますが、テンポをずっとキープしているのです。)

 

そのアクロバティックなテクニックもショーに変えてしまう彼女は、

素晴らしいエンターティナーでした。

(さすがアメリカ人ならでは、と思いました。)

 

たくさんインスパイアされました。

そして、本当に少し前まで、この方に会えるとは思ってもみなかったので、感無量でありました。

 

もっともっと聴いていたかったです。

 

一番新しいCDにサインをいただきました。キムはいつまでも私のお手本、先生です。
一番新しいCDにサインをいただきました。キムはいつまでも私のお手本、先生です。
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サマーセットハープフェスティバル(3)

今回のフェスティバルでは、アメリカのハープメーカーが集結して、

Harp Tastingのコーナーが設けられていました。

 

こんなにたくさんあるんだ、というくらい、ハープメーカーが

自慢の自社製品を展示していて、参加者は好きなだけ試奏できるのでした。

 

こちらは、私も愛用しているダスティストリングスです。

 

その他、私にとっては初めて聞くメーカーがほとんどでしたが、

日本に入って来ていないだけで、優れたメーカーも実はたくさんあることを知りました。

 

今回、とても目を引いたのは、Heartland Harp という所が出している、

カーボンファイバー製のハープでした。

 

36弦のハープがなんと、片手で軽々持ち上げられるのです。

 

そして、ウォータープルーフということで、Youtube ではプールに投げ込んで、

水着の奏者が弾いている、というちょっとショッキングな映像もあります。

 

実際にその場で、ハンマーで叩いて見せてくれたり、ペットボトルの水を

かけたりしてのデモンストレーションがありました。(ワイルドすぎ!)

 

ハープ弾きの悩みは、その重量です。

この軽さは確かに魅力です。

 

でもお値段もかなりのものです!

80万〜90万円ぐらいでしょうか。

(円安なので厳しいです。)

 

恐らく空輸したら、プラス10万はかかると思います。

 

アメリカの参加者の中には、今回手ぶらで来て、こちらを初日に購入した方も

いたようでした。羨ましいです・・・。

 

音は、思ったより演奏に使えるように思いました。

これでしたら、36弦を肩に担いで電車で移動することも可能です。

 

いいなぁ・・・何回も弾かせてもらいました。

 

そして、日本でもとってもお馴染みのStoney End社のブースへ行きました。

 

私は、こちらのブリタニー(Brittany)とイブ(Eve)というハープを持っています。

 

この時は、軽くて立奏ができる、セラピーハープを試させていただいたのですが、

その時に対応してくれたこの女性の名札を見ましたら、

 

なんと、「Eve」と書いてあるではありませんか!!

 

「もしかして、あなたがイブさん? 制作者の奥様ですか?」と聞きましたら、

「ええ、そうよ。主人は家のことが忙しくて、来られないのよ。」

 

感激のご対面でした。

制作者が愛する奥様のお名前をハープに付けていて、

そのイブという小型ハープは、日本でも所有者が多いのです。

 

ちなみに、私の持っているもう一台のブリタニーという方は、

                    娘さんのお名前を取ったのだそうです。

 

でも、こんな所で本物のイブさんに会えるとは

思いませんでした。大変感激いたしました。

 


こんな変わったハープも売っていました。


レプリカ的なものなので、絵にはなりますが、恐らく演奏としてはちょっと厳しいかと思います。


ワークショップの合間に、こうしていろいろな目の保養をして、楽しんでおりまいした。



次回はシリーズ最終回として、参加した新しい分野のワークショップや、素晴らしいパフォーマーたちの話をしたいと思います。


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サマーセットフォークハープフェスティバル(4)

フェスティバル開催中は、プレゼンターのCDや、楽譜、

Tシャツなどのグッズが売られていて、

空き時間にささっとですが、見ることができました。

 

ホテル内が大変寒かったので、ロゴ入りのパーカーやトレーナーなど、

飛ぶように売れていました。

 

そして、このすぐそばではハープパーキング場があって、

お買い物中、一時的に楽器を預かってくれるので、安心です。

 

なかなか市場では見つからない貴重な楽譜やCDを手に入れることができたのは、

大きな収穫でした。

 

このフェスティバルの規模は本当に大きく、

ワークショップの数も膨大にありました。

 

今回私は、パフォーマンスとは別の位置づけになっている

2つの分野も選択してみました。

 

一つは、ベッドサイドミュージックと呼ばれるものです。

アメリカでは、CMP(Certified Music Practitioner)という音楽療法士が、

各病院やホスピスに雇用されていて、きちんとした職業として成り立っています。

 

人生の最期の時を迎える人たちのための緩和ケアや、

精神的な障害をお持ちの方とのセッションになりますが、

 

音楽も医療の一環と捉えられていて、

CMPと呼ばれている方たちは、高い職業意識を持ってこの仕事をしています。

 

クライアントの前で弾かれる曲は、即興であることが多いのですが、

それとは別に、グレゴリア聖歌や中世の讃美歌、アイルランド古代の讃美歌などが

用いられていました。

 

歌の歌詞はラテン語やゲール語になりますが、意味が直接伝わらなくても、

言語の音や響きも音楽の一部なので、

トータルで人の心に届くという考えによるものです。

 

聴いていて不思議と落ち着くものがありました。

ただ、日本では文化背景が違うので、このままのスタイルを取り入れるのは

少し難しいのでは、と思いました。

(個人的には、大変好きなジャンルではありますが。)

 

日本では、こういった音楽と医療の連結が、まだ定着していない節がありますが、

少しずつ取り入れている場所も出て来ているようです。

そういう「ゆとり」というものも医療現場に不可欠なのでは、と思います。

 

もう一つは、Liturgical という分野で、キリスト教礼典での教会音楽の学びでした。

最終日は日曜日でしたので、朝8時から集合、チャペルタイムに参加して

ハープの伴奏による讃美歌を歌い、一日が始まりました。

 

ハープの伴奏で歌う、ということは、ゆったりとリズムが取れて、

心を鎮めるのに相応しいと思いました。

 

講義にはKim Robertson氏も加わって、私は今回本当にKim三昧だったのです。

Kimのレパートリーの讃美歌奏法や、教会旋律法を用いた即興音楽などを

実演してくれました。

 

私は教会でも演奏をいたしますが、ここに来て、アメリカ各地の教会で弾いている

ハーピストの方々に会えて、大変嬉しく思いました。

 

今回でこのフェスティバルレポを完結するつもりでしたが、

まだ書きたいこともあり・・・でも長くなりましたので、

次回へ続けたいと思います。

 

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サマーセットフォークハープフェスティバル(5)

今回は、本当にワールドクラスのミュージシャンが一同に会した集いだったのですが、

Kim以外にもとてもインスパイアされた方々がいて、CDやDVDを購入しました。

 

一番最初に受けたケルト奏法のグローニャ・ハンブリー(一番下のCD)、

ラテンハープでジャズを熱く演奏するエドマー・カスタネーダ(左)、

 

そして、エレクトリックハーピストのデボラ・ハンセン=コナント(右上)でした。

 

デボラについては、あまりよく知らなかったのですが、本当にハープのイメージが変わるくらい、独創的で、

 

アメリカの要素(ミュージカル的なもの、ジャズのノリなど)が満載で、

ショーとしても素晴らしいものがありました。

 

ハープでここまでいろいろできる、というものを見せてもらい、元気が出るようなステージでした。

 

デボラは日本では一般的に、ほとんど知られていませんが、アメリカでは、

かなり若い時から活躍していた人で、グラミー賞にもノミネートされたことがあります。

 

もとはグランドハープを弾いていたのではないかと思います。

それが今では、エレキハープを担いで歌い、エフェクターを使って様々な音色を作っています。

 

もう60代らしいのですが、カッコイイ、の一言です。(実際とてもお若い感じです。)

 

そして、また私は聞いてしまいました。

「日本には来ないのですか?」と。

 

彼女は、すごく行きたい、ということでした。

長旅も大丈夫、だそうです。

 

時間が取れなくて、デボラのワークショップを取れなかったのが、とても残念でした。

 

サインに応じる気さくなデボラ・ハンセン=コナント
サインに応じる気さくなデボラ・ハンセン=コナント

すべて終わって、最終日の夕方、こちらで親しくなったカナダ人女性二人と夕食を済ませ、

少し話しながら歩きました。

 

ホテルには、こんなプールもありました。参加者には水着持参が勧められていましたが、

誰も泳いでいる人はいませんでした。

 

そんな暇はまるでなかったのです。

そして、缶詰状態で気づきませんでしたが、外は夏らしい暑さでした。

 

私の時差ボケがとうとう治らなかったのは、太陽に当たらずに過ごしたことと、

気温差に他ならないのでした。

 

ホテル内での生活って、結構過酷なのですね。

食べ物のことから始まって、今回はなかなかハードな条件でした。

 

 

でも本当に価値あるワークショップが多く、

アメリカに住んでいたら、来年も行きたいところです。

(できれば車にハープを積んで!)

 

そのようなわけで、日本時間のまま過ごした私は、

日本に帰ったらすぐ順応できました。

 

そして、さらに暑い日々を過ごしましたが、それも歓迎、

エアコン無しでも大丈夫でした。

(というか、もうエアコン嫌いになってしまったくらいです。)

 

見聞きしたたくさんのことを、ゆっくりと思い出しながら、

これをどのように今後へ生かしていこうかと、今も考えております。

 

ハープをとおして、よその国の方々とお友達になれたこと、

今も情報交換できることは、幸いです。

 

ヨーロッパとはまた違う、新しいものに触れたような、

そんな旅でした。

 

そしてアメリカは広い!本当に。

これを痛感いたしました。

 

長くなりましたが、以上がアメリカ遠征レポートでした。

 

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ハープのさらなる可能性

今日は、先日私がアメリカで観たライブの中で、ハープってここまでできるのネ、という

新しい発見となった、二人のアーティストの動画をご紹介します。

 

まず、エドマー・カスタネーダというコロンビア出身のラテンハープ奏者。

彼は南米のハープ、アルパで伝統音楽を学んだ後、特注のハープをフランスのメーカーに

作ってもらい、独自のラテンハープの世界を構築しています。

 

今もって、どうやって弾くのだろう、と謎に思うテクニックが満載なのです。

アルパの音をそのままに、楽器の構造はアイリッシュハープを採用して、

ベース音(左手)はエフェクター(音色を変える機器)を用いています。

 

ジャンルとしては、ラテン・ジャズになります。

軽快なノリとそのスイング感は、素晴らしいです。

 

ライブでも観客総立ち、拍手喝采でしたが、

彼は天を指差し、「アーメン!」」と一言。

 

ハープも才能も神から賜ったものであることを示すところなど、

誰からも好感持てる若手ジャズハーピストでした。

 

 

 

次は、エレクトリックハープ奏者のデボラ・ハンセン=コナントです。

31弦のハープを立奏スタイルで弾いて歌います。

 

彼女も特注品をメーカーに作ってもらっています。

カーボンファイバー製なので、かなり軽量化されています。

(こちらは、実際に商品化されて流通しています。)

 

次の動画は、デボラさんにしては静か目のバラードです。

もっと元気にロックやブルースもやる方です。

(姉御、という感じです。)

 

エレクトリックハープのパイオニアであり、次々と新しいことに

チャレンジしているアーティストです。

 

ライブもかっこ良かったですし、とても気さくな方で、CDにも楽譜にも

たくさんサインしてくれました。

 



今日の二人は、アメリカをベースに世界で活躍していて、

ヨーロッパとはまた違う音楽の世界感を持っています。


そして、どちらも「魅せる」演奏をするアーティストでした。

それは、真似しようとしてもできない、独自のものなのです。


ハープにもいろんなスタイルがあって、まだまだ新しいことができそうな

楽器であることを実感しました。


そして弾き手によって、本当に表現に多様性があるのです。


自分らしいスタイルで、自分らしい音楽を、

そんなことを目指したいと思ったこの頃でした。


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