春といえば

最近は春の到来とともに、アイルランドの祝日、St. Patrick's Dayのことを思います。

 

3月17日がその日であります。

 

日本でも少しずつ、でもまだまだ控えめでは

ありますが、St. Patrick's Dayにちなんだ

催しなどあるようです。

 

そしてアイルランドの国花、シャムロックの緑色の葉っぱを見ますと、春を思わせます。

 

←今年は、買ってしまいました。

お花屋さんの店先でそれらしきものを見つけて、思わず。

 

 

札には「四つ葉のクローバー」と書いてありました。

そうですね・・・・一つか二つ、四つ葉のを見つけられたでしょうか。

 

でも、シャムロックは三つ葉でないとだめなのです。

 

St. Patrickさんが、その昔、その三つ葉を取って、キリスト教の三位一体を説いたので、

四つ葉だったら採用されていなかったのです。(笑)

 

アイルランドに行くと、至るところに、この三つ葉のシャムロックがモチーフとなった

ものが目につきます。

 

とてもシンプルだけど、愛らしい葉っぱですね。


こちらは私が去年、種から育てたものです。

上のとはちょっと種類が違うようですが、可憐な

黄色い花がたくさん咲きました。

 

シャムロックは一年草なので、去年のは種を取って

おいて、先日直播きにしてみました。

 

今年は雪が降らなかったので、3月になって

順調に芽を出して、これからが楽しみです。

そして、雑草に負けないでほしいです。

 

雑草の中にも三つ葉(クローバー)はありますが、

明らかにそれとは違うのです。


シャムロックは意外にデリケードで、去年の5月に

ツアーに出ている間に、

 

鉢植えの手入れを怠り、あっという間に枯れて

しまいました。

(帰宅した時のショックは言うまでも

ありません・・・。)

 

もしかすると、日本の気候に合わないのかも知れない

です。

 

アイルランドでは、もう少しワイルドに咲いていたような気がしますから。

 

アイリッシュハープも、今ではようやく日本の厳しい気候に

耐えられるようになりましたが、

 

買った最初の年の梅雨〜夏は、どのハープも可哀想なくらい、弦が切れまくりました。

そして、だんだんと切れる回数が減ってきて、慣れてくれたことがわかります。

 

来週から3月のコンサートが始まります。

そして、最初の石巻には、Brittanyという小型のハープを持って参ります。

今のところ、ハープの機嫌もよいので、是非その調子でいてほしいです。

 

 

    2015年3月11日(水) 石巻福音自由教会 宮城県石巻市三和町6−3

                  3.11祈りのとき〜ハープの調べとともに〜 

                  コンサート①午前の部 10:30〜 ②午後の部 13:30〜

                  音楽ゲスト:KIKI(アイリッシュハープ弾き語り)

 

 

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石巻にて(市内編)

日本にとって、忘れることのできない出来事から4年が経過しました。

 

これまでは遠く離れた場所から、心ばかりの支援に関わらせていただくことはありましたが、今年はその被害の大きかった地域、石巻へ招かれることになりました。

 

3月10日の午前中に、新幹線「はやぶさ」に乗りまして、大宮から1時間と少しで、仙台に着きました。

 

仙台駅にお迎えに来てくださり、石巻へは車で1時間半ほどで着きました。

 

上の写真は、石巻から近い女川という町です。

 

海沿いにあった女川の町が津波で流されて、建物などが跡形もなくなっていました。

今はそのがれきも撤去されていて、ほぼ更地になっていました。

これからまた町が作られていくのでしょうか、工事が始まっていました。

 

この写真は高台にある病院から撮ったものですが、この病院にも津波が押し寄せて、

屋上へ逃げられた人は助かった、という場所でした。

 

海が見えるというのは、通常であれば絶景で、よいローケーションのはずですが、

ひとたび海が猛威をふるったら、人間は無力であることを思います。

 

地震の怖さは、少なからずとも揺れを体験しているので、わかるものの、

日常的に海を見ることがない者にとって、津波ということを想像するのは

難しくありました。

 

ですので、この光景を目の当たりにしますと、本当に怖さが伝わって来ました。

予測できないことなだけに、なおさらです。

 

そして、津波で流されなくとも、低体温症で亡くなった方も

たくさんいらしたそうです。

着いた日も積もってはいなかったですが、時折粉雪が舞うような

寒い日でした。

 

この日を境に、東北の人々の生活が一変したことを思うと、

心が痛いです。この4年はどんなに長く感じられたことでしょうか。

 

日本全体にとっての痛みでもありました。

忘れることなく、これからも心に留めていきたいことであります。


 

女川町をご案内いただいて、また石巻へ戻り、その日の宿泊先へ参りました。


サン・ファン・ヴィレッジというところです。

ここには、慶長使節(1613年)を記念してのミュージアムが

ありました。


伊達政宗が宣教師派遣のためメキシコへ、また貿易交渉でスペインへ慶長使節団を送った時の帆船「サン・ファン・バウティスタ」の復元船が係留されていました。


着きましたのがもう夕刻でしたので、中は見ることはできませんでしたが、とても興味深い所でした。


機会があったらまた行ってみたいです。それと、石巻は牡蠣の養殖で有名なのですね。


復興が進んで、また活気ある町に戻ってほしいです。



白くうっすらしているのは、雪です。


これは翌朝、あまりに早く(たぶん5時前)目が覚めてしまい、宿泊しているヴィレッジ内を

散歩しました。


やっぱり寒いです。東北ですものね。


そして次第に雪は止み、晴れ間が見えて来ました。よかったです。


今日はここから近くの教会でコンサートです。


たくさんお客さんが来てくださったら、嬉しいです。(続く)

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石巻にて(チャペルコンサート編)

 

寒い朝でしたが、よいお天気になりました。

 

昨年できたばかりの石巻福音自由教会にやって来ました。とても素敵な教会です。


今日ここで「3.11祈りのとき」という会が開かれ、

その中でコンサートをいたします。

 

この日はいろいろな記念の会が、市内でもたくさん

あり、人が移動する一日でした。

 

ですので、午前と午後で二回のコンサートを

開くことになりました。

 

 

そうすれば皆さんが、他の集会にも行くことができるのではという、

教会の配慮がありました。

 

午前の部は10時半からでしたが、もう10時前からご近所の皆さんが

お越しでした。

 

近くの仮設住宅にもたくさん葉書を送ってくださったそうで、

そちらからも何人か来てくださったようでした。

 

本当に嬉しいです。

 

今回は、「花は咲く」のリクエストをいただいていましたので、まずオープニングに、ハープソロでお送りいたしました。


アイリッシュハープを初めて聴くという方がほとんどでしたので、どんな音がするか、まずこのお馴染みの曲を弾きたかったのでした。


今回は、アイルランド・スコットランド民謡と讃美歌との関係について、お話ししながら進めました。


明治時代、まだ日本には西洋音楽がなく、アメリカに留学した音楽家が教わったのは、アイルランドやスコットランド民謡でした。


そして、その多くは、当時アメリカの教会で歌われていた讃美歌だったということです。


つまり、日本の音楽は讃美歌の影響を受けていることになり、そのような中で滝廉太郎や山田耕筰のような作曲家が生まれていくことになります。



遠いようで近いケルトの国、不思議なつながりです。


そして、今、NHKの朝の連続ドラマでは、スコットランドと日本をめぐる「マッサン」を

やっていますね。


日本でも少しずつ有名になってきました、"The Water is Wide"などもご紹介しながら、

いろいろなお話を聞いていただきました。


午後の方がきっとお客さんが多いだろうと思っていましたら、その逆で、午前の方がたくさんでした。

 

きっと午後には別のご予定があるのでしょう。

お忙しい中来ていただいて、本当に感謝に思いました。

 

午前の部の後には、皆さんもご一緒にお昼をいただいて、帰りにはガーベラのお花がプレゼントされ

ました。

 

お花を受け取った皆さんの笑顔を見て、本当に

嬉しく思いました。

これまでのどんな辛さも超えた、希望の笑顔

でした。

 

 

教会の入り口で、牧師の栗原先生と。

 

栗原先生は以前流山におられましたので、そのご縁で今回お声をかけてくださいました。

 

こちらの教会は輸入住宅だそうで、アメリカから大工さんが来て、建てられたそうです。

 

中も気密性がよく、暖かかったです。

そして、どこかのお宅に来ているかのような

アットホーム感があり、本当に落ち着ける場所

でした。

 

石巻の皆さんにとって、憩いの場所になることを願っております。

 

帰りは7時少し前の新幹線を予約していましたので、

ちょっと急いで帰り支度です。


いつもながら荷物が多いので、気を抜くと忘れ物をしてしまいますから、

要注意です。


荷造りを終え、皆様にお見送りいただいて、教会を後にしました。

皆様、いろいろありがとうございました!

 

帰りの道は渋滞で、仙台まで2時間ほどかかりましたが、

それでも十分に新幹線に間に合い、無事に帰途に着きました。


あっという間の2日間、そして、初めて伺った東北でした。

もっとこうしたらよかった、ああできたら・・・などなどの反省点は多かったのですが、

微力ながらお手伝いができたのでしたら、幸いです。

 

来てくださった皆様の心に安らぎがありますように。

何かありましたら、どうぞ教会を尋ねてみてくださいね。


God bless you!

 

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3月に思うこと

石巻市サンファンビレッジにて
石巻市サンファンビレッジにて

石巻へ行ってしばらく経ちますが、目にしたいろいろな光景を

思い返しながら、過ごしておりました。


3月といえば、卒業があり、新しい旅立ちがあり、

そんな中で4年前に起きた惨事は、

すべての計画が狂ってしまうかのようなことでした。


でも4年後の今、徐々に、戻りつつある日常が

そこにありました。


3.11の記念式典で、当時15歳だった石巻の女子生徒が

言った言葉に、考えさせられるものがありました。


「失ったものを取り戻すことはできず、震災の悲しみが癒えることはないでしょう。でも、これから得ていくものは、自分の気持ちや行動いかんで増やしていくことができる。」


取り返すことができない事実に立ち止まることなく、

新しいものを増やしていこう、という前向きな気持ちに

心打たれるものがありました。


もちろん、同じ経験がなければ、同じ所に立つことはできないと思います。

失ったものを埋めてあげることも不可能です。


そうであっても、支援させていただく側ができることは、


東北の皆さんが、これから前を向いて行こうという気持ちを後押しして、

その気持ちに手を差し伸べていく、そういうことなのではないかと思うのでした。


3月は式典での演奏のお仕事をいくつかいただいています。

新たな気持ちになる、旅立ちをする、そういう月なのですね。


私も前へ、次へと向かっております。

がんばっていこう、と思いました。


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パーティー演奏

千葉県に麗澤大学という、文学系の大学があります。

 

その中には、大学だけでなく、ホテルやカルチャーセンター、レストランなど、一般の方も利用できる所(キャンパスプラザ会員会館)があって、

 

以前にも、何度かそちらのレストランで、演奏させて

いただきました。

 

その建物全体がリニューアルされて、新しく出発なさるというお披露目のパーティーに、演奏者として呼んで

くださいました。

 

以前弾いたのは、4年ぐらい前だったかと思うのですが、

あの時のハープを、ということで覚えてくださっていて、

大変嬉しく、感謝でありました。

 

こちらの大学は、とても広くて、自然に満ちていて、

乗馬やゴルフコースなどもあるのです。

 

桜が咲きかけていて、お花見もできそうです。

 

 

本日は、教育関係者の方など、150名以上が

お見えになるということで、とても大忙しでした。

 

テープカットから始まり、立食パーティーへと

移り、次々にたくさんのお料理が運ばれて来ます。

 

入り口には、お茶を立ててくださる和服姿の方々もいて、なんだか春らしい雰囲気です。

 

本当に素敵なおもてなしのパーティー会場でした。

 

 

パーティーでは、スピーチを挟んで、1時間ほどのBGM演奏でした。


実はBGM演奏は久しぶりです。


そしてこの賑やかな会場で、音響を作るのは

やはり難しくはありましたが、


和やかな空気を作るというのが、BGMが果たす

役割ですので、隅々まで聞こえる必要は

ありません。


皆さんの語らいがより楽しくなれば、

というのが、一番の目的です。



でも、ハープが珍しくて、近づいて聴きに来てくださる方もいらっしゃったようですね。

何人かお声をかけてくださいました。


 

豪華なパーティーでしたので、きっとハープだけだと寂しい

かな、と予想して、今回サポートしてもらったのが、

ジャズヴァイオリニストさん(山田拓斗)です。

 

最初に私のハープソロ、次にヴァイオリンソロ、そして、

ハープとヴァイオリンのデュオでした。

 

彼が何をしているかというと、ループというマシーンを

使って、最初に何小節か、自分で伴奏を録音して、

それを再生しながら、

 

即興でメロディーをアレンジして、演奏を展開させていく、

という、実は大変珍しいソロでありました。

 

あんまり気付いている人がいないと思われるので、

ちょっと残念ではありましたが、

新しいタイプの演奏テクでした。



デュオ(写真がなく残念ですが)では、私のレパートリーにヴァイオリンを乗せてもらったり、

その他ケルト音楽や、ジャズのオリジナル曲などにも初挑戦しました。


いつもソロでやっているので、他者と合わせるというのが実に新鮮です。

そして、テンポのキープなど、難しいんだなぁと改めて思いました。


でも、ハープとヴァイオリンという、同じ弦楽器ながら全くタイプが違う楽器のアンサンブルは、

とても良い響きが作れるのです。


これからも展開していきたいと思いました。



どこかの公園にいるかのようですが、こちらが麗澤大学の

キャンパスです。


もうすぐ桜も咲きそうです。


終わってからお昼もいただいて、お抹茶コーナーにも

寄らせていただいて、とてもとても楽しい一日でした。


キャンパスプラザの皆様、ありがとうございました!


こんな大切な門出をご一緒できて、本当に嬉しく

思います。


是非是非、皆様に愛されるキャンパスプラザとなりますよう、

心からお祈りしております。


そして本当に、春が近づいたなぁーと感じる一日でした。

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桜の季節の卒園式


この時期は本当にお天気が不順で、でもいろいろな

行事が多い季節なので、とても気を揉みますね。

 

3月の最後の土曜日のことでしたが、保育園(千葉県流山市わらしこ保育園)の卒園式で、演奏をして参りました。

 

こちらの保育園は、ご父兄の皆様がたくさん関わって、子供たちを一緒に育てている、そんな印象でした。

 

そして、お子さんたちも皆元気そうで、朗らかです。

(普段は裸足、そして半袖!)

 

前に打ち合わせた時に、私はあまりアニメの曲や流行りものは演奏しないことを先生に申しましたら、

 

その方がありがたいです、とおっしゃってくださり、

とても選曲がやりやすかったです。

 

卒園の記念に、お子さんたちにも、ご父兄の皆様にも、

思い出に残るコンサートにしたいと思いました。

 

 

 

 


まず最初に、ハープの音ってどんな音でしょう?

の私の問いかけに、皆一生懸命答えてくれる

のです。

 

ピアノみたい、きれいな音、♪がキラキラ・・・

 

皆、思い思いのことを言ってくれるので、お話が

広がって、コンサートが盛り上がります。

 

音楽をとおして、子供たちと会話できるのは、

本当に楽しいです。


ハープと歌、そしてアイルランドの笛(ホイッスル)とお話という内容に、

 

お子さんたちは飽きることなく、じっと聴いて、時に一緒に口ずさんでくれたり、とても楽しい時間を過ごしました。

 



楽器が珍しいこともあって、興味津々ですね。そんなワクワク感が伝わってまいりました。


普段大人向けのコンサートをすることが多いので、お子さんがわかるような言葉使いは、案外難しいことを思いました。


でも、お子さんって雰囲気で理解してくれるところもあって、助かります。^^))


皆きちっと座って聴いてくれてたのですね。

写真を見て感心しました。


最後に一つだけリクエストをいただいていたので、

アンコールに弾きましたのは、「白い馬」という曲でした。

 

「スーホの白い馬」という物語の中の歌だそうですが、保育園で

皆が習った歌でした。

モンゴルの馬頭琴の物語のようです。伝説なのでしょうか。

 

皆さんにとって、思い出が詰まった曲のようでした。

お子さんたちがハープに合わせて口ずさんでくれて、

ほのぼのとした空気が流れました。

 

いろいろな楽しい思い出が蘇ったことでしょう。

 短い時間でしたが、楽しんでいただけたようで嬉しかったです。

 

コンサートが終わると、その日一日のプログラムが終了です。

今日で最後、となると、きっと名残惜しいでしょうね。

 


ご父兄の皆様より素敵な花束と手作りのお菓子をお土産に。ありがとうございます!


終わってから、アイルランド音楽についてお尋ねくださった方もいらっしゃったりしたのですが、

 

まず音響機器などの撤収を済ませないと、とあまりお話しできず、残念でした。

(本当にすみません。)

 

家に帰ってからお花を飾って、手作りのお菓子をいただきながら、私もほっと一息、ティータイムをさせていただきました。

 



春爛漫の一日、そして巣立ちのお祝いに相応しい一日でした。


皆さん、おめでとう。小学校へ行ってもがんばってね。

先生方をはじめ、ご父兄の皆様、ご準備をありがとうございました!

またどこかでお会いできたら嬉しいです。^o^

 

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