旅日記<16> Harp on Sunday Service (2013. 6.30)

 

 

日本を出て旅を始めてから、三回目の日曜日。

アイルランドの教会もいろいろ訪ねましたが、日曜に

行くことはできませんでした。

 

移動日だったり、ワークショップだったり、

素敵なステンドグラスの礼拝堂を歩いたのは、すべて

平日の閑散とした時間帯でした。

 

そして、今日は、パトリックさんと晴美さんご家族と

一緒に、ウインブルドンにある Worcester Park

Baptist Churchへ行くことになりました。

 

 

昨日のコンサート&パーティーで、いろいろ

ご準備してくださった皆様がいらっしゃいました。

 

左から、KIKI、理奈さん、加奈さん、優子さん

 

♪理奈さんは、本日こちらで洗礼を受けられました。

♬加奈さんはピアニストで、ご主人さまが、ケビン・

 ジョーンズさんという、英国をはじめ国際的に

 ご活躍の素晴らしい作曲家、8月には日本でも

 リサイタルをなさいます。

♫優子さんは、「山形優子フットマン」さんと

 おっしゃるジャーナリストで、講談社から

 「なんでもアリの国イギリス、なんでもダメの

 国ニッポン」というご本を出版されています。

 

大変興味深く、面白く、タメになる本ですよ!

(帰りの飛行機で読んでいて、「なるほど!」と何度も思いました。)

 

実は今日は、とってもハードな一日です。

お昼前にはこちらを出て、ロンドンのトッテンハムコートロードにある

バプテスト教会へダッシュで向かうことになっています。

 

ハープを持ってダッシュでは行けませんので、

(本人は行くつもりでしたが)

そこへエスコートしてくださる、清水さんご夫妻が来てくださり、

 

私はただ着いて行くだけという、これまたラッキーな移動となりました。

 

こちらがそのトッテンハムコートロードにあります、

Bloomsbury Central Baptist Churchです。

 

あまりに大きくて、大変立派で、レンズに収まりませんでした。

近くには大英博物館などもある、いわゆるロンドンの中心地です。

 

この日の午後、日本語で行われる礼拝(ロンドンJCF)の中で、

ハープを弾き歌いすることになっております。

 

どこからか鐘が鳴っているのが聴こえました。

ああ、ヨーロッパの音がする、と思いました。

 

街の風景の中に、教会が溶け込んでいる、そういう写真や

絵が昔からとても好きでした。

 

今はそれが建物としてではなく、本来の意味として

理解するようになって、イギリスを再訪できたので、

格別な思いがしました。

 

今回、こちらではアイルランドの古い賛美歌や、

日本語の賛美歌(ダニーボーイのメロディ)など、

4曲を演奏いたしました。

思ったとおりの響き、石の教会ならではの音がして、

嬉しいのですが、

 

とても照明が暗いのでした。これもヨーロッパ

ならでは、かな?

(イギリスをヨーロッパと括ると、きっとイギリスの方

に嫌がられると思いますが。)

 

目をこらして、非常に弦に集中しなければならなく、

二曲目の途中、私は不覚にも、歌詞が思い出せなく

なってしまったのです。

 

普通のコンサートでしたら、正直、ごまかしていた

と思います。適当な歌詞をつけて。

 

でも、その時はそれが全くできませんでした。

礼拝という厳かな中にいて、嘘をつくようなことはできなかったのです。

 

ホント、ごめんなさい、というハプニングもありましたが、

旅のトークも入れて25分ぐらいの間、演奏いたしました。

 

たぶん染み込むように歌い込んでいたら、どんなことがあっても

忘れなかったと思いますから、

 

旅行中とはいえ、ただただ、自分の準備不足を思いました。

そのようなことも、よい教訓となりました。

 

すべて終了〜♪

この日も暑い夏日でした。

 

帰り道、ウォータールーで乗り換え時に、

時間があったので、マークス&スペンサーという

スーパーに寄っていただき、

 

旅の感謝のスモークサーモンとケーキを買いました。

(なんとなくそれが食べたくなって。)

 

ここまですべてが無事に進んで来られたこと、

元気だったこと、いろんな優しい皆さんに

会えたことを思って!

 

清水さんご夫妻様、ありがとうございました。

 

その日の夜は、パトリックさん、晴美さんと遅くまで

いろんな話をしました。

 

私の思いの中では、「是非また来たい」という気持ちがあること、

そして、「今度は他のイギリスの地域でもコンサートを」と3人で話し、

夢を膨らませました。

 

明日はロンドンでの、そしてこの旅の最終日となります。

 

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旅日記<17> イギリス最終日

完全にフリーな一日です。

でも、もうこの日が最終日となってしまいました。

 

今日はウインブルドン市内を晴美さんがご案内して

くださいました。

 

センターコートと名付けられているこちらは、

ショッピングセンターです。

 

このあたり、きっと有名なテニスプレーヤーが歩いて

いたりするのでしょう。

 

ハリウッドスターさながら、立派なリムジンが

走っていると、つい、中を覗き込んでしまいます。

                         (見ても私は、それがどなたかわかりませんが。)

ウインブルドンはとっても素敵な街並、そして高級な

住宅地なんですね。

 

ホテルかしら、なんて思うような建物が、一般住宅

だったり、メイドさんは何人いるのかしら、

なんて思うようなお宅もあったり、

 

タウンにも素敵なお店がたくさん並んでいました。

サマーセールのようですね。(キャスキットソンが!)

 

とにかく私は荷物がありすぎて、スーツケースもほとんど

隙間なしだということが常に頭の中にあったので、

いろんなお店を覗きつつも、断念の連続。

 

でも、イギリスにはアロマオイルなど、香り系の種類が

豊富で、瓶も小さいので、これなら少し買えそうです。

 

お店ではいろんなクリームなどを二人で試したり、

ハーブの香りを楽しみました。こんな時間は久しぶり。

 

 

 

 パトリックさんと晴美さんがいらっしゃる教会にも

ご案内くださいました。

 

インマヌエル教会という英国国教会です。

お庭もあって、素敵な佇まいでした。

 

お天気の良い日曜日は、ここでピクニックランチが

楽しめそうです。

 

(第一と第三日曜日の午後、こちらでパトリック・

ワトモー牧師による、日本語の礼拝が行われています。)

 

 

 

 

 

 

中に入ると、ステンドグラスがあって、広く、とても

落ち着いた礼拝堂でした。

ちょと重たいけどハープを持ってくればよかったです。

 

是非弾いてみたかった、と今写真を見ても思います。

でも、それはまた次回に取っておくことにしましょう。

 

きっとよい響きがする場所なのだと思います。

とても楽しみに思いました。

 

 

先日のコンサートでは、来てくれたお子さんたちに、ハープ体験を

させてあげるつもりだったのですが、

 

皆、いつの間にかお庭に出てしまったので、私もそれを

忘れてしまいました。

 

そのようなわけで、ジョシュア君とマーク君には

おうちで弾いていただきました。

 

ジョシュア君はぎりぎり、膝に乗せられましたが、

マーク君にはちょっと大きかったですね。

 

でも、きれいな音が出て、二人とも嬉しそうでした。

 

 

さて、荷造りをして、明日は帰国となります。

楽しい時間は、本当にあっという間です。

 

第二の故郷と思うほどの、イギリスでの一週間でした。

 

パトリックさん、晴美さん、ジョシュア君、マーク君、ありがとうございました。

こちらにずっとステイさせていただけて、とてもゆったり過ごせましたこと、

感謝いたします。

 

See you!

 

 

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旅日記<18> イギリスからの出国(2013.7.2)

さて、一週間のイギリスでの滞在の後、

ロンドン・ヒースロー空港より出発となりました。

 

その日は、パトリックさんがお出かけでしたので、

ヒースローへは公共機関で行くことになっておりました。

 

ウインブルドンからは電車で行くのが一番よさそうですが、

荷物の関係で、バスで行くことにしていました。

 

私の想像では、アイルランドのエアコーチ(バス)のように

運転手さんが荷物を受け取って、階下の格納庫に荷物を

収めてくれるシステムだと思ったのですが、

 

ロンドン市内からヒースロー空港へのバスは、

単なる普通のバスで、しかも途中、乗り継がなければならなく、

とても一人では行けそうにありませんでした。

 

申し訳なく、晴美さんに同行してもらうこととなりました。

(でも、やっぱりこの日もangelがいてくれたわけです。)

 

ヒースローってこんなに広かったんだ!というのが

今回認識したことでした。

 

新しくターミナル5というのができて、英国航空はこちらに

行かなくてはならなく、それが遠い原因でした。

 

空港は近し、でも見えない、間に合うか・・・・

最後の最後までハラハラ感がありましたが、なんとか到着し、

 

ハープ、スーツケースを無事預けて、

ここで本当にほ〜っと一息つきました。

(晴美さんにまでハラハラさせてしまい、申し訳なかったです。)

  

空港のパブで、晴美さんとフルーツジュースで乾杯して、

それぞれのこれからの健闘を祈り、名残惜しく別れて

私はイギリスを後にしました。

 

定刻にゲートが開き、飛行機の座席に身を埋めた時、

無事に旅が終わった、という安堵がありました。

 

そして先(将来)へと気持ちが向いている良い状態で、

帰途に着くことができたので、それは何よりでした。

 

ただ、ハープとスーツケースを持っての海外一人旅は、

現実的にはかなり大変で、

もし、この行程で起こったいろいろを最初から知っていたら、

 

この計画は実行しなかったと思います。

 

知らないから行ってしまったといいますか、

行ってみて初めてわかったことが、本当にたくさんありました。

 

よく行ってこられたなぁ、というのが正直なところです。

(本当に助けがたくさんありました。)

 

そして思いますのは、この経験を生かして、

「是非また行きたい」ということです。

 

そのように思える旅であることを願って日本を出ましたので、

そのとおりとなり、本当によかったと思っています。

 

日本で、アイルランドで、イギリスで、

この旅をご一緒に作ってくださった、皆様がたに心よりお礼申し上げます。

ご支援ありがとうございました!

 

 

  ♪ずっと綴ってきました、旅行記はこれで終わりまして、

   また次回から、通常のブログに戻りたいと思います。

   長々とお読みいただき、ありがとうございました。♪

 

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7月のコンサートを振り返る

なんだか暑いですね。

もう35度は当たり前、40度もなんの、という気温に、

さすがのハープも悲鳴を上げるため、今月は本人共々、お休みをいただいています。

 

帰国後、時差ボケとあまりの暑さに、体力の回復が遅れましたが、

3回ほど演奏の機会がありました。

 

そのうち2回は、地域で集っていらっしゃるご婦人の会や

自治会が主催でコンサートを開いてくださいました。

 

 

7月24日には、ご近所のコミュニティーセンター

にて、地域でさまざまな文化活動をなさっている

という皆様の会で、午前中に涼しげなハープ音楽を

聴いていただきました。

 

今回は、前半後半に分けて、間にたっぶり休憩を入れ

て、2時間を皆様と過ごさせていただきました。

 

ちょうどアイルランド・イギリスから帰っての

コンサートでしたので、

また、皆様も海外渡航経験が豊富でいらして、

とてもお話が弾みましたね。

 

この日は幸い、カンカン照りのような暑さではなく、

優しい皆様に囲まれて、とても和やかな会で

ありました。

 

熱心に聴いてくださった皆様のお気持ちが

嬉しかったです。

 

ご近所なので、同じ生活圏にいらっしゃる方も多く、

どこかでまたお会いするかも知れませんね。

 

あしたばの会(代表:辻野弥生様)の皆様、

本当にありがとうございました。

 

もう一つは、同じ週の週末にありました、

うちから少し離れた我孫子市の布佐という

ところで開かれました。

 

FFC(ふれあい・福祉クラブ)という、

地域で広くボランティア活動をなさっている

団体様よりのご依頼で、毎年この夏の時期

に、いろいろなアーティストの方を呼んで、

コンサートを開いて、地域交流の場を作って

いらっしゃるそうです。

 

こちらもティータイム(バリスタが入れる

本格コーヒーなどもあり)を挟み、2時間

ほど、ふれあいの楽しい場を持たせていただきました。

 

 

やはり皆様、お話も演奏もとても真剣に聴いてくださり、

嬉しい限りでした。

 

後にいろいろなご感想を寄せてくださって、皆さんが楽しいひとときを

過ごしてくださったと知って、私も喜んでおります。

いらしてくださった皆様、そしてFFCの皆様、ありがとうございました!

  

 

こうした地域やグループの交流会に呼んでいただけるのは、

本当に嬉しく思います。

交流会の目的は、皆さんが一同に集まって、

相互関係を円滑にするために持たれるのですから、

 

その潤滑油の役目の一端を担えることを

心から喜んでおります。

 

どちらの会の皆様も、そのための準備や連絡、ちらし作りなど、

当日わずかな時間のために、長くご労を取ってくださっていることを

思います。

 

そんな見えない働きをしてくださっている皆様に、また

じっくりコンサートを聴いてくださるお客様に感謝しつつ、

これからもよいコンサートを作っていけたらと思います。

 

8月は、アイルランドで学んだことの復習と

9月からの新曲の準備などをしつつ、過ごしております。

 

9月以降、秋〜冬のコンサートのご予約を承っております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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あとわずかな夏、そしてこれからのこと

和やかなカルガモ親子.....とあるイギリスでの風景です。

アイルランドやイギリスは涼しくてよかったなぁと

早くも懐かしんでいます。

 

8月はとてもゆっくり過ごしております。

旅を回顧しつつ、お世話になった方々にメールや

手紙を書いたり、

 

旅報告をあちこちでしてみたり、

(忘れないうちに!!)

 

健康診断、美容院、ライブ会場下見、新曲発掘・・・

などなど、普段より時間がかけられて嬉しいです。

 

先月ですが、ハープ奏者の方お二人のライブを

聴く機会がありました。

 

男性で弾き歌いなさる方。

女性で打ち込みをバックに幻想的なハープを弾かれる方。

 

それぞれに独創性があって、ご自分の世界を持っていらっしゃる

アーティストの方々で、よい刺激を受けました。

 

アイリッシュハープは、制限の多い楽器ではありますが、

この楽器で作り出せる世界というのは、

想像以上に深く、広いことを思い、嬉しくなりました。

 

では、私自身はどのような音楽の世界を持っていったらよいかと

改めて考えた時、

 

弾き語りの中でのメッセージ性を

より深めていきたいと思うのでした。

 

ハープの音にふさわしく、溶け込むように歌い、

ハープと歌が互いに織りなし、響き合えるような心地良さの中で

何らかのメッセージを残していけたらと思います。

 

そんな思いをこめて、最近自分自身に、

「Singing Harpist 」という名称を付けました。

 

私が現在見て頂いているヴォイス・トレーナーの先生から、

「世界中で一番、自分の声に興味を持ってくださいね。」と

言われています。

 

確かに声って大事です。自分の声を一生懸命聴くことって、

日常生活ではあまりないかも知れません。

 

でも、歌っていると嫌でも聴かないとなりません。

声のトーンが暗いとか、沈んでいる、とか、

その色彩がよく見えてきます。

 

いろいろ分析してみると、声の状態は生活にも

繋がってくるものがあって、興味深いです。

 

声は空気を伝わって、人へと介していくので、

善くも悪くも、その空気のカラーも一緒に、変化させるものだと思うのです。

 

アイルランドのパブで聴いた、物語を語るような歌いまわしで

伝統歌を歌う方たちは、

聴く人を引き込む力があったように思います。

 

なんというか、その方の人生そのものだなぁ、と思いつつ、

耳を傾けておりました。

 

8月は私の誕生月なので、年を重ねたこともあって、思うのですが、

ちゃんと人生を歌っていけるようになりたいです。

 

10月には、自分で企画したソロライブも行う予定です。

昨日より今日、今日より明日、

目標に近づけたらと思います。

 

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