帰ってまいりました!

無事、アイルランド&イギリスの旅を終えて、

帰ってまいりました。

 

帰った途端、この蒸し暑さに驚き、

また、やるべきことが次々とあって、

時差とのアジャストもままならず・・・

 

帰国後2日が経った今、

ようやくパソコンを開いたのでした。

 

今回の旅の最もネックだった、ハープの運搬ですが、

やはりその大変さは、一言では語れませんで・・・。

 

 

でも、ハープは全く損傷なく、持ち帰ることができて、何よりです。

たくさんの方に助けをいただいた旅でありました。

 

のどかな風景の中で過ごすことも多く、リフレッシュした日々でした。

 

アイルランドでは3都市を周り、

イギリスでは2都市に滞在。

 

それなりにハードではありましたが、

この時期、ヨーロッパの最もよい季節だったので、

体調も大変よく、

 

毎日、アイリッシュフルブレックファーストを楽しみ、

イギリスでは美味しい家庭料理をいただき、

 

はつらつと帰ってまいりました。

 

来週には帰国後初のコンサートもあり、

これから調整に入りますが、

旅日記をこれから少しずつ書いてゆきたいと思います。

 

旅先で、また日本での準備期間中にも

お世話になりました皆様、

この場を借りて、ひとまずお礼申し上げます!!

 

ダブリン到着から旅のお供の羊さん♪
ダブリン到着から旅のお供の羊さん♪
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<旅日記1> ダブリン到着、雨、そして・・・(2013. 6. 11)

6月11日の夕刻、英国航空にてロンドンを

トランジットし、ダブリン空港に着きました。

 

ロンドンのヒースローは広くて、ターミナル5

に到着後、ターミナル1への移動が遠かったこと。

 

2時間のトランジットタイムはあっという間に

過ぎ、最後はヒースローの中を走っていました。

 

飛行機があちこちで飛んでいる様子は、まるで

バスターミナルのようです。

出発ゲートも直前にならないとわからず、

焦りました。

 

 

それでも無事に乗り、定刻でダブリンに到着。

さて、これから気合いを入れて、スーツケースと

ハープを持って宿泊するトリニティカレッジへいざ!

 

baggage claimのところで、運ばれて来る荷物を待ちます。

 

出て来ました、スーツケース、それとハープを括り付けて押すための

カート。あとはハープだけ、と。

 

なかなか出て来なくて、待つこと10分。

しまいにターンテーブルが止まり、終了の合図・・・・。

 

Is that all?

空港職員に聞きますと、Yes, that's all !

 

なんと、私のハープが出て来ませんでした。

 

英国航空の職員を探すも、誰もおらず。

空港のお客様サービスカウンターへ行き、事情を話しました。

 

「お荷物は行方不明と思われます。この書類に記入してください。

見つかればお届けします。よくあるんですよ、毎日毎日、まったくもう。

あれば24時間以内に届くとは思うのですが・・・。」

 

この時、日本時間では夜中の2時ぐらいです。

もう頭は睡眠状態、いかに意識を保って、手続きをしなければならなかったでしょうか。

 

もうろうとしながら、とりあえずスーツケースとボストンバック、

今のところ不必要なカートを持って、エアコーチに乗り、

トリニティカレッジへ到着。

 

アコモデーションオフィスで鍵をもらい、

実際には宿泊する部屋はかなり遠く、オフィスから車で送ってもらいました。

 

雨が降り、暗く、寒く、まるでハリーポッターを思わせる風景・・・。

そして、大切なハープはどこへやら・・・。

 

失意のどん底で始まったアイルランド旅行でありました。

 

とりあえずもう寝た方がよいと、着替えようと思った瞬間、

パジャマをハープケースに入れていたことを思い出しました!

(緩衝剤の代わり、そしてスーツケースに入らなかったので。)

 

ふとベッドを見ますと、うす〜い毛布が一枚ばかり。

この上風邪などをひいてはならない、と、その夜は着の身着のまま、

ダウンコートを着たまま寝るはめに (>.<)

 

なんだか大変なことになっているけれど、これがリアル。

ダブリン一日目のことでした。

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旅日記<2> ダブリンの街を歩く

そのような、波瀾万丈旅行が予想されるような

始まりでしたが、ここは気を取り直し、

早速ダブリンを見て歩こうと、

元気に起きました。

 

なぜ大学の宿舎に泊まっているかといいますと、

そこは、ダブリンの中心地で、どこへでも

徒歩で散策ができるからです。

 

それに、由緒あるトリニティカレッジの荘厳な

雰囲気に守られたい思いがありましたが、

 

それは本当にそのとおり! 大変趣きがあり

ました。

 

 

カレッジは町中にありますが、空気が引き締まっているのでした。

 

こちら↑は、カレッジから歩いて数分のリフィ川付近です。

川の両側には、カフェなどのお店が並びます。

 

 

 

 

平日ではありましたが、観光客が多いので、

街は大変活気がありました。

 

ストリートではミュージシャンやパフォーマーが

さまざまな表現を繰り広げています。

 

こちらはブロンズ像に扮した方々です。

犬はぬいぐるみ、そしてその前にfeeを入れる缶があります。

 

たくさんの方が写真を撮っていました。

 

ストリートといえども、プロの方なので、

ちゃんとコインを入れてあげないと、と思います。

「チャリ〜ン♪」

そして私も、一枚撮らせていただきました。

 

微動だにしない、でも時々動いて驚かすという、

細かいパフォーマンスでした。

 

まだ時差ボケも解消していませんし、軽〜く市内徒歩観光をして、

カレッジの部屋に戻りました。

 

それにしても、ハープはまだありません。

アコモデーションオフィスにも聞いてみましたが、

空港からは何の連絡もないようでした。

 

どうなるのかなぁ・・・

ダブリンにはあと3日しかいないし、

ワークショップはハープ無しの見学、

イギリスでのコンサートは・・・

 

悶々とした時間を過ごし、あっという間に、空港職員の方が言った24時間は

とうに過ぎてしまいました。

 

夜は寒くなります。

とにかくこの状況の中で、体調だけは保持しないといけないと思いました。

 

その日ももうあきらめて休むことにしました。

相変わらずパジャマはありませんが。

 

何時間か寝たことでしょう。

人の気配で目が覚めました。

 

なんと、私の部屋に人が入っているではありませんか!!!

 

私は飛び起きました。

それは男の人で、何を言うのかと思いましたら、

 

「ハープあったよ。」

 

「?????・・・・・・」

 

時間は深夜12時を回っていました。

合鍵を開けて入って来たのは、アコモデーションオフィスの若い男の子でした。

 

「サ、サンキュー・・・・」

「いやぁ、たった今、空港職員が持ってきたんだよね。すぐ渡そうと思って。じゃ。」

 

ハープが戻った嬉しさよりも、深夜に人が鍵を開けて入ってきた驚きが勝り、

しばしもうろうとしながら、ベッドに座っておりました。

 

なんでこの夜中に・・・

 

こちらはほぼ白夜なので、夜の11時頃まで昼間のように明るいのです。

だから12時あたりはまだ夕方ぐらいの感覚なのでしょう。

 

それと、アイリッシュの方の親切心というか、早く持って行ってあげようと

思ったのでしょうね。それはそれで有り難いけど ^^)))

 

それから私は完全に起きて、外へ出て(室内はwi-fiが繋がらないため)

家族へ連絡、心配してくださった方々へ連絡、

 

「よかった、よかった」「よかったね〜」という返信もいただき、

 

そこからは眠ることもせず、

超睡眠不足な、すさまじい三日目を迎えたのでした。

 

Anyway, thank God!

 

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旅日記<3> ようやく始動、のアイルランド滞在記

 

真夜中のハープとお兄さんの到来で、すっかり目が

覚め、この数日、睡眠時間は2時間弱の日々。

時差のアジャストはもう少し先になりそう。

 

でも、失われた宝物を取り戻し、

気持ちも晴れて、いよいよアイルランドを満喫

できそうです。

 

まずは栄養を取らないと。

こちらの宿泊に朝食は付いていましたが、

コンチネンタルブレックファースト(パンやマフィン

と飲みもの)だけでしたので、

 

 

それだけでは健康保持に不安を感じ、アイリッシュフルブレックファーストと呼ばれる、

ベーコン、卵、マッシュルーム、トマト、ソーセージ、などを

別料金でいただくことにしました。

 

パンもいろいろ選べて、スコーンまでありました。

こうなりますと、かなりボリュームがあって、

ほとんど昼食抜きでも大丈夫な感じです。

 

それにしても、このフルブレックファーストは、

イギリスが誇る「イングリッシュフルブレックファースト」

と正に同じものではありませんか・・・。

 

ここではあまり追求しませんが、その他、スコーンや

フィッシュ&チップスなども、普通にアイリッシュのお店のメニューにあり、

 

かなりイギリスを思わせるものが、食生活の中にありました。

真似ているわけではなく、同化している部分があるのでしょう。

さまざまな歴史的背景を思います。

 

アイルランドを語る上で、なくてはならないのが、

こちら。パブであります。

 

ここはテンプルバーという地域にある、とても歴史あるパブでした。

赤い色がひときわ目立ちます。

 

私は一人ですので、パブには入らず、昼間にその前を

通って、中を覗いたりしました。

 

毎晩のように、アイリッシュミュージックのライブが

繰り広げられているのでしょう。

その残像が目に浮かびます。

 

 

こちらも同じ地域で見つけたパブです。

なんだかとても華やかです。

 

パブ周辺は夜遅くまで営業しているので、

昼間はひっそりとしています。

 

でも、割合安全に歩くことのできる街でした。

あまり日本人の方には会わなかったような

気がします。

 

やっとハープも取り戻せたので、

早速お外で弾こうではありませんか。

わーい。

 

お天気もよいですし、静かな場所を

見つけて、さてさて。

 

イントロを弾いているうちに、なんとザーっと

雨が降るではありませんか!

 

すごく変わりやすい天候です。

晴れているのに、です。

一日のうちに、何度も何度も雨が降ります。

 

 

しばしハープをケースにしまい、また出して、しまい、

そんなことを繰り返しておりましたが、

 

ここで弾いている間、いろんな方が話しかけてくれました。

アメリカから、オーストリアから、イギリスから、

 

ほとんど観光客らしき皆さんですが、

アイルランドでアイリッシュハープを聴けて嬉しい、と

喜んでくださいました。

 

一人旅をしていると、気がつくと一日誰とも話さなかったりしますから、

そのように話しかけられることを楽しく思いました。

 

記念すべきアイルランドデビューの日でした。

 

 

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旅日記<4> 続・ダブリンの街を歩く

ダブリンは観光都市なので、電車もバスも発達しています。

でも、ひたすら歩いておりました。

 

明日は次の目的地へ長距離バスで出かけるので、

中央バスターミナルへ下見に。

 

時間の変更はないか、どのくらい前に到着して

いればよいか、などの確認をしました。

これで少し安心です。

 

なにしろ移動は一大事です。

いかに荷物を運ぶ距離を短くできるかが

問題なので、シミュレーションをしつつ。

 

 

下見の後は、クライストチャーチへ。

11世紀に建てられた、このチャーチオブアイルランド派の建物は

息を飲む荘厳さ、美しさです。

 

ヨーロッパには、廃墟になっている教会もたくさんありますが、

こちらはちゃんと現在も教会として機能しています。

 

 

中のステンドグラスは、とても数が多かったです。

こちらにハープを持つ王様を発見。

 

恐らくダビデ王ではないかと思います。

 

ハープの名手であり羊飼いであった若き日のダビデは、

当時のユダの王、サウルの心の病のために、

夜ごとにハープを弾いてあげたのでした。

 

ステンドグラスで見たハープを持つダビデは初めてで、

しばし眺めておりました。

 

こうして見ると、ハープが弓のように見えて、

ハープが男性的な楽器であるように、感じました。

 

 

 

クライストチャーチのそばで見つけたこちらは、

ゴミ箱のようです。

 

可愛らしいイラスト、そしてアイルランドらしい絵です。

こんな絵が描いてあったら、きれいに使いたくなりますね。

 

 

 

さて、ダブリンはこの日までで、翌日は緊張の移動日です。

 

ダブリンは観光地なので、どうしても市内中心地は大型バスの

往来が多く、散策している間、喉の調子が気になりました。

 

カントリーサイドへそろそろ行きたくなってきた頃でもあり、

次なる街がとても楽しみです。

 

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旅日記<5> デリー(ロンドンデリー)へ

6月16日(日)の朝、長距離バスで、デリーへと

参りました。

 

この日の移動もかなり困難、汗だくではありました

が、なんとかバスターミナルまでタクシーで行き、

定刻のデリー行きに乗り込みました。

 

親切なドライバーさん、「ハープはなるべく安全な

場所に置きましょう。」と言って、他の方の荷物と

場所を分けてくれました。

こういう方に出会うと、ほっとします。^^

 

3時間もしますと、もうあっとういう間に

カントリーな風景に。

牛や馬、羊などを見ますと、わくわくいたします。

 

 

←こちらは、その日泊まりましたB&B。

オーナーのマイケルさんが、バスターミナルまで

迎えに来てくださいました。

 

デリーに来ることになりましたのは、

日本人フィドラー(バイオリン)の純子さんを

訪ねさせていただくということで、

宿泊など、純子さんにお世話になったのでした。

 

ご主人のエンリさんのご兄弟が、B&Bを経営され

ているということで、ご紹介いただき、

泊まらせていただくことになりました。

 

ハア〜、ただただ、自然の中、安らぎました。

 

中もとっても素敵なB&Bでした。

隣の家との間隔がとても広く、境界がどこにある

のかよくわからないくらいです。

 

ちょっと外を見ると、小動物が遊びに来ていたり、

なんだかこういうのって、いいですネ。

 

デリーという街は、北アイルランドにあります。

携帯を見ると、vodaphone U.K.という電波状態に

なるので、イギリスであることを認識できます。

 

ロンドンデリーという呼び名として、私自身ずっと

憧れていた都市でありましたが、それはイギリス

側の呼び方なのでした。

 

ベルファーストと共に、北アイルランド紛争の現場となり、

一時は、政治的に緊迫した都市でありました。

それはまだまだ、現地の方の心に深く残っていることであります。

 

美しい自然と、市内の古い佇まいを見ていると、

そんなことも感じさせないのどかさがありますが・・・。

 

デリーは、ダニーボーイの歌として有名な街でもあります。

こちらでは、純子さんとエンリさんのご案内で、リアルアイルランドのいろいろを

経験させていただきました。

 

音楽のお話を中心に、次回書きたいと思います。

 

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旅日記<6> デリー (ロンドンデリー)のパブにて

 

 

デリーに着いたその日の夜、早速市内へ連れて行って

くださいました。

デリーの街はこじんまりとして、静かなところです。

 

こちらは、ギルドホールです。

デリーは、6世紀に聖コロンバが修道院を建てて以来の、

とても古く歴史ある街です。

 

街を囲む城壁の中に大聖堂があり、

そしてすぐ近くにフォイル川が流れていて、

とても美しく、落ち着く光景です。

 

その日は、市内のパブへ連れて行ってくださいました。

やってます、やってます♬

パブの片隅で、繰り広げられているセッション。

 

コンサーティーナ、フィドル、イーリアンパイプ、

ホイッスル、アコーディオン、ギター、バウロン、

バンジョー・・・・

 

その種類たるや、総勢10人ぐらいだったで

しょうか。

これぞケルト音楽、という響きを皆さんが作り、

奏でておられます。

 

昔々のダンス曲が基本のチューンなので、

アップテンポのものが続きます。

 

そして切れ目なく所々でソロが入り、終わるとまた皆で一緒に、

という具合です。

 

皆さん、長く演奏している方ばかりなのでしょう。

毎週こちらに集まって、ギネス(アイルランドの黒ビール)などを飲みつつ

セッションを楽しんでいる様子でした。

 

老若男女、いつしか集まり、また三々五々に帰って行く、そんな自由な雰囲気です。

 

その日は、純子さんがフィドル、エンリさんがホイッスルで参加なさって、

私は見学させていただきました。

 

話には聞くパブセッションをこうして間近に見て聴くことができ、

本当に嬉しく、貴重でした。

アイルランドに来たのだなぁ、という感じがしました。

 

「この曲は古いのですか?」という私の質問に、

「200年ぐらい前のだから、そんなに古くないよ。」というエンリさんのお答え。

500年ぐらいで、やっと「古い」になるのだそうです。

 

トラディショナルな音楽を大切に継承する、アイルランド人の姿勢に

心打たれるものがありました。

 

しかも楽譜ではなく、伝承ですから、すごいです。

ケルト音楽の魅力が、その一日で伝わってまいりました。

 

そして、言葉が大切にされています。

ゲール語というアイルランドの言葉で歌われ、

今でも地域によっては話されています。

 

ゲール語はとても難しいので、なかなか覚えるのは大変ですが、

私もせめて一曲だけ、覚えて帰りたいと思っておりました。

 

今回の旅の目的、ケルト音楽に触れる、の第一日目でありました。

 

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旅日記<7> 異文化体験!

アイルランドでは、伝統的な音楽やダンスなど、

今もって継承され、大切に学ばれています。

 

日本だったらどうでしょう?

雅楽とかはあまりに遠い存在ですし、琴や三味線

なども、限られた人しかやらないですよね。

 

昔イギリスにいた時に、インターナショナルな集まり

で、各国の踊りを披露しましょう、と言われて、

かなり困ったことがありました。

 

日本の伝統芸能は、多岐に渡っていますが、

これぞと誰もが簡単に見せられるものは

ないように思います。

 

 

さて、本日は、純子さんがアコーディオンの会にいらっしゃるということで、

私もハープを持って、出かけました。

 

ここにいると、いろんな楽器に出会えますし、

気軽に習う場所もあるようです。

 

アイリッシュチューン、もっと予習してくればよかったです。

でも少しずつ馴染んでまいりました。

 

そして、その会が終わりますと、続けざまにアイリッシュダンスの会になりました。

なんとそちらでは、生演奏がバックに流れて、

皆さんがアイリッシュダンスをたしなみます。

 

すご〜い。

日本だったら絶対音源は録音です。間違いなく。

演奏者がわざわざ来てくれて、ずっと演奏してくれるなんて。

 

私もここで、guest from Japanということで

紹介してくださり、

3曲ばかり、日本の歌とアイルランドの曲を

弾き歌いさせていただきました。

 

 

そういえば、アイリッシュハープって、

こちらに来て、そんなに見かけません。

アイルランドに来れば皆弾いているのかと思いきや、

そういうものでもないようで、

 

演奏の後に「素敵、いいわね〜」と、いろんな

ご婦人から声をかけられました。

 

 

現地ミュージシャンの皆さんも、本当に素晴らしいです。

とてもベテランの皆さんです。

なんだかお一人お一人の人生を感じます。

 

 「あなたの音楽はアドリブかい? それとも楽譜を作っているのかい?」

そんなことを聞かれましたが、

 

私は完全楽譜派で、自分でアレンジをして一旦楽譜を作った後に、

覚えますので、実際に譜面は見ませんが、

皆さんとは音楽の作り方が違います。

 

今回そんなところを、アイリッシュ音楽から学びたいと思っていました。

 

翌日の夜は、初のバプデビューでしたが、

あっという間の2時間で、写真を撮る暇もなく、

終わってしまいました。

 

リーダーの方がいて、指示されるとソロを弾くという具合です。

その日は、20人ぐらいが輪になって集まり、

ソロもいろいろな楽器や、独唱です。

 

歌は非常に興味深く、トラディショナルのものから、

自作の物語風で、笑いを取るようなものまでありました。

 

私も、“KIKI, please!"と2回もソロをいただき、

トラディショナルなアイルランド民謡を演奏しました。

それはそれは楽しいひとときでした。

 

「またおいでよ。待っているからね。」とリーダーの方からの嬉しいお言葉。

ホント、また参加しに行きたいです。

 

          KIKI、純子さん、エンリさん
          KIKI、純子さん、エンリさん

今回、ドニゴール在住の純子さんとエンリさんに

大変お世話になりました。

 

ずっと前から知っていたのではなく、数ヶ月前に

ご紹介いただいて、こちらで初めてお会いした

ご夫妻でした。

 

そんな旅人をおもてなしくださり、この上ない

感謝です。

 

生活の中に浸透している音楽を

デリーという街を

存分に味わわせていただきました。

 

本当にありがとうございました!!

 

 

      のどかなカントリーサイドへ連れて行っていただき・・・
      のどかなカントリーサイドへ連れて行っていただき・・・
       アイルランドの北の最果ての地、Malin Headへ。
       アイルランドの北の最果ての地、Malin Headへ。
    純子さん宅の可愛い猫ちゃん。
    純子さん宅の可愛い猫ちゃん。
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旅日記<8> さらなる目的地(グィドー)へ

デリーには4日間ほど滞在しましたが、いよいよ

出発です。

エンリさんのもう一人の弟さん、ドネルさんのB&B

にも泊まっておりましたが、

 

こちらでは、ゲストルームでミニコンサートをする

機会が何度かありました。

 

ドネルさんの奥さんのテリサさん(中央青い服)は、

「ハープ癒される〜」と気に入ってくださり、

 

「これから夏に向けてゲストも多くなるから、

KIKIがずっといてくれたらいいわぁ♡」なんて

言ってくれたり・・・ありがたいお言葉です。

 

出発の日の朝も、カナダからのお客さんのためにモーニングコンサートをして、

名残惜しくデリーを後にしました。

 

 

デリーからワークショップ会場となるグィドーという

地方へ行くのですが、途中レタケニーというところで

バスを乗り換えることになっています。

 

ドネルさんがバスターミナルまで連れて行ってくだ

さり、B&Bのお客さんで来ていたチャーリーさん

が、バスに荷物を預けてくれて、ドライバーに

いろいろお願いしてくれました。

(皆さん、なんて親切な方々なんでしょう。)

 

そしてバスを待っていると、ティーンエイジャーと

思しき女の子が、「どこ行くの?」と聞いて

きました。

 

 

「グィドーよ。」と言いますと、「私もだわ。実家へ行くの。」と言って、

なんと荷物を一つ受け持ってくれると言うのです。

 

Thank you!!!!

 

雨も降る中、20キロあるスーツケースを引いていただけるのは、

まさに天の助けです。

ハープの方は10キロほどですが、

実際、乗り換え地点はかなり道がデコボコで、二つをゴロゴロするのは不可能でした。

 

本当にわずかな距離でも、毎回移動は悩みの種だったのですが、

今回もこのように、思いがけないangelが来てくれたのでした。

 

しかも、途中に車を止めてあるから、少し手前で一緒に降りて、

グィドーのB&Bまで連れて行ってくれると言うのです。

(なんて優しいのでしょう・・・。)

 

難なくして、一番移動が心配だった場所へ到着いたしました。

グィドー出身のキーランちゃん、本当にありがとう!

 

 

ここは海のすぐそば、そして、あちこちに山羊や羊が

いるような、かなり牧歌的な場所で、

見ているだけでも癒されます。

 

本当にのどかで、望んでいた光景ですが、

お店がない! ちょっと水を買いたいと思っても、

近くには何もないのでした。

 

「街(town)はどこにありますか?」と聞きましたら、

「そんなのはないよ。パブが数件と、少し先に銀行の

ATMがあるくらいかな。」

 

^^)))それもよしですね。少しお散歩しました。

 

 

正式にはここは、Bun Beag(バンベグ)という町

で、このあたりをGweedore (グィドー)といいます。

 

そして、この地方では、ファーストランゲージが

ゲール語(アイルランド語)です。

ですので、標識や看板など、すべてゲール語で

書かれています。

 

話されている言葉も、耳をすましてみますと、

英語ではなく、ゲール語のようです。

 

でも、完璧なバイリンガルで、常に2つの原語が

こちらの方の頭の中にあって、自由に使い分け

られているようでした。

 

 

このあたり、グレンヴュー国立公園などもあり、夏の

間は、観光客が集まる地域のようなので、宿泊できる

ところはたくさんありました。

 

私は、ご夫婦でB&Bを長く営まれているキャンベル

さんのところに予約を入れておりました。

とても落ち着く、素敵なB&Bでした。

 

その日はゆっくりしつつ、近くのレストランで、

噂に聞く美味しいクラムチャウダーをいただき、

(これは本当に美味しかったです!!)

久しぶりにボーッと過ごしました。

 

さて、明日からワークショップが始まります。

 

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旅日記<9> ワークショップ (2013. 6.21)

この旅行にはダブルアラーム付きの時計を持って来ていて、

毎朝時間をずらしてアラームをセットしますが、

それにお世話になったことがありません。

 

朝4時とか5時とかに目が覚めてしまうのです。

そして、夜は7時過ぎから眠いのです。

 

今日から3日間、歌とハープのワークショップに参加です。

朝は泊まっているB&Bのフルブレックファーストを

いただき、出かけました。

ちょっと素敵なダイニングでしたので、撮影を。

会場までは決して近い距離ではありません。

このワークショップ期間中も、移動の手段は得られていませんでした。

まぁ、最悪タクシーもありますし。

 

そんな折、こちらのB&Bのオーナーさんが、初日なので、

親切にも乗せて行ってくれるというのでした。

(もう本当に、アイリッシュの方々の親切さには感動します。)

 

St. Patrick Centerという、公立の施設でしょうか、

そちらに集合です。

 

このワークショップは3年目だそうで、連続で来ている方が

何人もいて、久しぶりの再会を喜んでいました。

 

本国アイルランドだけでなく、イギリス、フランス、ドイツ、

そして私が日本から、あと、オーストラリアから来た歌手の若い女性がいました。

 

しばらくすると、Moyaさんが登場です。

Moya Brennanさんは、アイルランドの歌姫、エンヤのお姉様であります。

 

「KIKI、ようこそ! 日本からはるばる来てくれて、本当に嬉しいわ。

是非楽しんで行ってね。」と駆け寄ってくださいました。

とても気さくな方でした。

 

ハープの先生は、Cormac De Barraさんです。

昔日本にも少し住んだことのある親日派、そして、

本当に素晴らしいハーパーです。

 

この日は、早速、MoyaやEnyaが卒業したという小学校

を訪問して、そちらで、MoyaとCormacの演奏を

見学することから始まりました。

 

スクールフェスティバルのようです。

とても小さな小学校のようでしたが、

家族も集まって、賑わっていました。

 

何よりもこんなビッグスターを輩出した小学校

ですから、生徒も親御さんも誇り高いですね。

 

そして驚きますのは、子供たちの音楽会の

素晴らしさです。

オールケルトミュージックのコンサートです。

 

フィドル(バイオリン)、マンドリン、

ホイッスル、バウロンなどを持ち、歌います。

(もちろんゲール語です。)

 

もう、すぐにでもパブのセッションに行けそうな

腕前です。

音楽の先生も、耳からだけの指導をしている

ようでした。(もしかしたら譜面は教わって

いないかも知れないです。)

 

そして、合間にアイリッシュダンスが披露され、

実際に文化をきちんと継承している様子が

伺われました。

 

イギリス人の受講生が、

「こういう文化は我々にはないので、羨ましい。」

と口々に話していました。

 

子供の頃からこのように自然に自国の音楽に触れ、

学んでいるのは、確かにここに来て初めて

見たような気がします。

 

アイルランドの方は皆、英語を話せるので、

もしかしたらゲール語がなかったとしても、生活には困らないかも知れない。

 

でも、何百もあるゲール語の歌を遺し伝えていくために、

この文化を継承する責任があるのだと思います。

 

アイルランド人の魂ともいえる歌の数々を学び、

後世に伝えるという使命を負っているのでしょう。

 

パブなどで感じた、アイルランド人の音楽の楽しみ方の源が、

この子供時代からの音楽教育と、生活の中にあることを思いました。

 

本当に、音楽の楽しみ方が半端ではないのでした。

教えられて、というのではなく、普通に日常に浸透しているのでした。

 

まだワークショップの序章ではありますが、

また続きを改めて書きたいと思います。

 

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旅日記<10> 続・ワークショップ

さて、ワークショップは、朝から夕方まであり、

それが終わると、Moyaのご実家のお父様が

経営するパブへと、ライブ鑑賞に出かけ、

 

だいたい終わるのが夜中の1時過ぎ、B&Bへの

帰館が2時近く、という3日間でした。

 

でも、昼間の練習の合間には、お茶をしたりの

リラックスタイムもあり、終始和やかな

雰囲気でした。

 

ただ、やはりスケジュールとしては、かなり

ハードだったように思います。

 

 

アイルランドやその近隣諸国に住んでいれば、

さほどでもないかも知れませんが、

 

日本からの旅行中の身には、夜などは眠気との戦いでありました。

我ながら、よくがんばったかも・・・。

(気がついたら、持参したビタミン剤は、すべて飲み尽くしていました!)

 

昼間は、歌のクラスとハープのクラスが交互にあって、

覚えきれないくらいのたくさんの曲を習ったのですが、

毎晩帰りが遅いので、復習する時間が全くなかったのが、

残念でした。

 

でも、ここでいうワークショップというのは、

必死に「習う」とか「勉強する」ということを

目指しているのではなく、

 

この期間、ケルト音楽にどっぷり浸かって、

ひたすら楽しみましょう、というところのようです。

 

実際、一週間ぐらいの内容を三日に凝縮したようなものなので、

広く浅くに留まるのは仕方ないですね。

 

それでもきっちりやりたい場合は、録音して

家に帰ってからやればよいのでしょう。

(私もこの夏休みには、聴き直して整理したいと思っています。)

 

このワークショップでは、歌に関しては、たくさんのプリントが配られたので、

帰ってから大切にファイルに収めましたが、

 

ハープ曲は書き留めることがNG、すべて記憶の中です。

これに慣れるとかなり有益なので、耳から音を得られるように

鍛錬していきたいです。

 

休憩時間にハープの先生、Cormacと。

 

クラスの合間には、スコーンやパンケーキなど、

一日に2回もティータイムがありました。

 

お昼には美味しいスープとサンドイッチなどが

出て、とても楽しみでした。

 

アイルランドの食べ物については、

私は想像した以上に美味しいと思いました。

(地方に来るほどそうなのかな?)

 

 

憧れのMoyaと。

(あら、同じくらいの背丈なんだわ。)

 

行く先々で、「今年は日本から参加者がいるの。」と

嬉しそうに話しておられました。

 

ゲール語の歌の発音を熱心に教えてくれて、

ヴォーカル談義にも花が咲きました。

 

個人的に一曲、ご主人が作ったという曲のシートを

くださり、Moyaから演奏許可をいただきました。

いつかやってみたいです。

 

 

ゲイナーという、イギリスから参加の女性。

 

←同じメーカーのハープを持って来ていましたので、並べて

みました。私のはチェリー、彼女のはウォールナット素材です。

 

彼女は、イギリスのウェールズからカーフェリーで渡って来て、

ハープを2台持参して来ました。

 

なるほど、そういう手があったのね。

私も、今度機会があったら、ロンドンでのトランジットをやめ、

イギリスから船でハープを持って渡りましょう。

 

こちらに滞在中の移動は、ずっとこの方が乗せてくださったので、

本当に助かりました。

ゲイナー、ありがとう。また会いたいね!

ここはアイルランドの片田舎とはいえ、

エンヤとモイヤの故郷として有名な場所なので、

 

このワークショップに関しては、地元のTV局の取材撮影もあり、

開催期間はとても町が盛り上がっていました。

 

次回は、毎晩のライブと、最終日に参加したファイナルライブについて、

書きたいと思います。

 

 

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旅日記<11> Leo's Tavernにて

こちらは、アイルランドでとても有名なパブで、

EnyaとMoyaのご実家が経営するお店です。

 

ワークショプのクラスが終わると、毎晩こちらに

移動して、お食事をいただき、

ライブ鑑賞をしました。

 

7時半から集合して、食事が終わって・・・

それでもなかなか音楽は始まらず、

 

だいたい10時頃になるとやっと前座が出て来る

という段取りです。

 

最初の日、あまりに始まりが遅いので、びっくりしました。

そして、前座は2グループぐらいかな、と思いましたら、

 

なんと20組ぐらいあって、地元の若いこれからのミュージシャン

が次々と出て来たのでした。

 

すべてMoyaの目に止まった若者たちで、それはそれはレベルが

高いこと。

 

10代のギター弾き語りの子たちが多かったのですが、

本当に素晴らしかったです。

 

コンテンポラリーなフォークでも、どこかケルトの音楽が

神髄にある、そんなアーティストばかりでした。

 

ただ私は、夜8時ぐらいから眠気が襲ってきて、辛かったです。

もっと頭がはっきりしていたらよかったです。

そして、お待ちかねのMoyaとCormacのデュオが

登場したのは、なんと12時と少し前。

 

皆さん本当にタフなんです。

続々とお客さんも増えて、立ち飲み状態で聴いて

いる方もたくさんいました。

終わるのはだいたい1時半ぐらいです。

 

こんな感じのライブが2日間続きました。

2日目は、Moyaの新しいCDの発売記念のライブ

でもあり、それはそれは盛り上がっていました。

 

そして、その日もたくさんの素晴らしいミュージ

シャンが参加して、この上なく贅沢な

ライブを堪能いたしました。

 

 

Leo's Tavernのお食事は本当に美味しかったです。

 

←こちらは伝統的なアイリッシュシチューです。

トロトロに煮込んであって、とっても美味しいのです。

 

その他デザートなどもいろいろ選べるので、

皆で違うものを頼んで楽しみました。

 

こんなパブが近くにあったら、本当にいいですね。

グィドーの方たちが羨ましいです。

 

そして、最終日、ワークショップ参加者を中心に、

ライブが開かれました。

 

ズラッとハープが並びます。

実はあまりに忙しくて、ほとんど写真が撮れなくて

残念です。

 

習ったゲール語の歌を次々に、そして、合間に

ソロが入ります。

 

オーストラリアのLisaのオリジナル曲は、

とっても素敵、今風でカッコ良く、

センス抜群でした。

 Lisaは、本国でとても活躍している歌手のようです。

 

ブリタニー(フランス)出身のIsabelは、ブリトン語による伝承曲を

披露してくれました。

なんとも味のある歌でした。

 

そして私は、いろいろ迷いましたが、

「さくらさくら」を演奏、「ふるさと」を弾き歌いしました。

 

「ふるさと」など日本の唱歌は、アイルランドや

スコットランド民謡をルーツとしていますので、

 

とてもアイリッシュの皆さんに親しんでいただき

ました。

 

Moyaに「KIKI、なんていい曲なの。本当に

きれいだわ〜。」と感嘆していただき、

大変光栄でした。

 

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旅日記<12> アイルランドからイギリスへ

ワークショップ最終日、深夜2時に戻り、

やれやれとほっとしつつ就寝しましたが、

やはり数時間の睡眠で目が覚めます。

 

最後の日は、このグィドーで一日ゆっくり

することにしました。

 

といっても、本当に何もなく、B&Bでハープを

弾いたり、近くのクラフトショップを覗いたり、

のどかな景色を見に行ったり、

 

アイルランド最後の日を平和に過ごしました。

 

いよいよ、明日は大移動日です。

いろいろと手配が必要です。

 

まず、朝7:50分の飛行機に乗って、ドニゴールから

ダブリンまで行きます。

 

そして、そこから11時の飛行機でロンドンへ向かいます。

問題は、早朝の5:50までに、遅れずにドニゴール空港に行く、でありました。

 

こちらに来て思いましたが、アイルランドの方は、

皆さん朝が弱い傾向にあるのでした。

タクシーがちゃんと来てくれるのかが、不安でした。

 

そして、自分自身も寝過ごしたりしないだろうか・・・

ホテルではないので、モーニングコールはお願いできません。

当然朝食もなしですね。

 

ダブルアラーム、プラス、携帯のアラームで3段構え。

タクシーが遅れないように念を押す、などの準備が必要です。

 

B&B5泊分の支払いは前日に済ませることにしました。

 

すると、オーナーさんが、

「明日帰るの? ちょうどよかった。うちの息子が、たまたま明日同じ飛行機で

ダブリンに行くので、空港まで乗せて行ってあげるよ。」

 

なんとラッキーな!

 

「空港の到着時間? ゲートは一つしかないから、20分も前に行けば

問題ないよ。」

 

本当ですかっ?!

 

 

確かに小さな空港と飛行機でありました。

 

そしてオーナーさんの息子さんが、ご親切に

荷物をずっと運んでくださり、

(またしてもangelが!)

 

ダブリン空港までいろいろとお世話を焼いて

くださいました。

 

それから、朝食はオーナー夫人が、

「トーストだけだけど、持って行ってね。」と

持たせてくれました。(涙、涙・・・)

 

 

アイルランドの人は朝が弱い、なんて言ってしまって、スミマセン!

 

本当に私は、こちらで何人の方にお世話になったことでしょう。

 

そのお一人お一人がいてくださったお陰で、

アイルランドでの全ての行程を無事に終わらせることができたのでした。

長かったような、短かったような、アイルランドでの滞在でしたが、

たくさんの思い出と共に、今度はイギリスへと向かったのでした。

 

それなりに疲れもピークに達していたと思うのですが、

私はワクワクして仕方がありませんでした。

 

20年ぶりの里帰りがこれから始まります。

 

 

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旅日記<13> Englandへ到着 (2013. 6.25)

ダブリンからわずか1時間15分ほどで、

ロンドン、ヒースロー空港へ到着しました。

 

機上からの眺めです。

整然とした街並が見えます。

そしてテムズ川も!

 

本当に久しぶりのイギリスです。

 

それと、なんとかここまで無事に

来られたのだなぁと、感慨深く思いながら、

ロンドン上空におりました。

今回の旅の目的は、アイルランドでのワークショップへの参加でしたが、

トランジットするイギリスには必ず寄ろうと思っていました。

 

以前住んでいたコルチェスターを訪ねたかったこと、

そして、お友達のいるウィンブルドンへ行くことでした。

 

この旅程が決まったのは、わずか数ヶ月前でした。

 

友人のワトモーさんご夫妻は、ご主人がイギリス人のパトリックさん、

奥様が日本人の晴美さんです。

 

現在はウィンブルドンで、ご主人様が、日本語で説教ができる牧師として

教会で働いておられ、二人のお子さんとそちらに住んでいます。

 

空港から車で40分ぐらいのところにある閑静な

住宅地、ウインブルドンのお宅は、こちらです。

 

折しもその時(6月25日)は、ウインブルドンの

テニストーナメントの真っ最中でありました。

 

普段は静かな街だそうですが、この時とばかりは

世界中から観光客が訪れて、賑わうようです。

 

しばらくテニスを見ていないので、最近の選手の

名前がわからず、誰が強いかもわからずでしたが、

 

それでも伊達公子さんがまだがんばっていると

聞いて、そのバイタリティに感銘しました。

 

 

ウインブルドンはとても都会で、便利なところです

が、すぐ近くには、このような野生の鹿がいる公園

(リッチモンドパーク)があるのです。

 

晴美さんが用意くださった夕飯をいただいて、

パトリックさんの提案で、そちらに夕涼みに

連れて行ってくださいました。

 

すご〜い、奈良みたい。

野生なので、近づくと逃げてしまいますが、

なんだか別世界にいるようでした。

 

二人のお子さん(ジョシュア君、マーク君)が

無邪気に鹿を追いかけていましたね。

 

ロンドンに到着したら、そのまま長距離バスで、

コルチェスターに行こうかとも思いましたが、

 

イギリスはアイルランドのように、観光客向けのバスルートが

発達している風でもなく、荷物のこともあって断念、

 

その日はパトリックさん&晴美さんのお宅に泊めていただいて、

翌日電車で出かけることにしました。

 

そしてまた帰って来たら、いよいよウインブルドンで

コンサートをすることになっています。

 

一週間なので、ちょっと忙しいスケジュールですが、

心の中にずっとあったイギリスに再び来ることができて、

ただただ嬉しく思いました。

 

旅日記、イギリス紀行の始まりです。

 

ワトモーさんファミリー、ウインブルドンにて
ワトモーさんファミリー、ウインブルドンにて
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旅日記<14> Colchester (Essex) への小旅行

 

ウインブルドンからウォータールー、そしてストラット

フォードと乗り換えて、あとはゆっくり東北方面へ。

 

と書きますと、すごくスムーズに旅しているかのよう

ですが、実に久しぶりのイギリス、まるで交通網が

わかりません。

 

パトリックさんに詳しく教わって行ったものの、

実際は、あっちへフラフラ、人に聞きつつ、

" I don't know."と言われ、(イギリスの人って

自分の行き先以外はわからない方が多いです。)

 

 

荷物は2泊分とはいえ、ハープもありますし

それなりに重く、(今回カートが役立ちました。)

 

「世界の車窓から」の気分には程遠かったです。^^)

 

それでも、こんなグリーンカラーのカントリーサイドの

風景が見えて来ますと、「そうそう、これがイギリス」

と思います。

 

何もない、けれど、こういう景色の中を歩いたり、

小さな自然を見つけたり、

そんな楽しみがあるのも、イギリスです。

 

暑くなく、寒くなく、その気候のよさも

大好きです。

 

そういえば、アレルギー持ちの私、

アイルランドでもそうでしたが、旅に出てから

薬を飲む必要もなく、大変健康です!

 

こちらがコルチェスター城、街のシンボルです。

 

私のうちに絵が飾ってあるので、

毎日見ていたのですが、

 

久しぶりに実物を見ますと、やっぱりなんだか

うっとりします。

 

ローマン式の建築で、大変歴史があります。

中には博物館もあって、当時の貴族の暮らしぶりなどを

見ることができます。

 

 

庭園にはきれいなバラがたくさん咲いていました。

今はバラの季節のようですね。

 

フォトグラファーのお友達から、「イギリスの紫陽花が

あったら撮ってきて」というリクエストをいただいて

いましたが、

 

残念ながら、紫陽花はもう少し後の季節のようです。

 

その他、街巡りもいたしましたが、基本的には

昔とさほど風景は変わらないです。

 

 

ただ、自分の記憶が曖昧で、ここにあったはずの

お店がない、などと探したりしましたが、

 

移転したわけでもなく、ちゃんとあるべき場所に存在して

おりました。記憶の不確かさ、そして長い年月を思いました。

 

少し違うように思ったのは、以前よりも安いものを売る

お店(イギリス版百円均一、Under 1ポンドみたいなもの)が

増えたような、

 

そして、高級感が少し遠のいたような、そんな気もいたしました。

日本に売っているものとそんなに変わらなくなった、というのが印象です。

 

そして、カフェやティールームが増えたように思います。

チューダー朝のおうち風カフェ、それはそれは素敵で、

イギリスならでは、です。

 

コルチェスターでは、古くからの友人(といってももうご年配になりましたが)

のお宅に泊めていただいて、

そちらでハープを聴いていただいたり、

 

パトリックさんのご友人のお宅に招いていただいて、

やはりそこでもささやかな音楽のプレゼントをして、

 

のんびりゆっくりした時間、懐かしい再会を楽しみました。

 

 

そして、二日間とも、滞在したお宅付近のフットパス

(遊歩道といいますか)をハープ持参で散策、

 

池のほとりで渡り鳥にパンをあげたり、

(ものすごい勢いで寄ってきます!)

 

よい景色を見つけては、ハープを弾いて歌って

過ごしました。

 

これがなんとも気持ちのよい過ごし方、

日本ではなかなかできないことでした。

 

歩いていると野鳥の声がしますが、日本の野鳥よりも

声がきれいで、抑揚があって、音楽的な響きがするように思いました。

 

ベートーベンが田園交響曲を作った時に歩いた道、

というのを以前ドイツで見た時、

 

なんて変哲もないのだろうと思いましたが、

その意味がわかったような気がいたします。

 

こういった自然から、西洋音楽が生まれてきたのでしょう。

毎朝、ここを散歩できたらよいなぁ、と思いました。

 

ずっと気になっていた、念願のコルチェスターに訪問できて、

なんとなくほっとしました。

 

以前より当然お歳を召されましたが、元気な友人に、

「来てくれて、ありがとう。」と見送られ、

 

またロンドンのパトリックさん、晴美さん宅へ向かいました。

少し早めに着くようにして、コンサートモードに入ることにしました。

 

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旅日記<15> Wimbledonでのコンサート (2013. 6. 29)

 

ここは、ウインブルドンにある一軒のおうちです。

 

小百合さんとアンディーさんというご夫妻の

お宅を会場として、コンサートとパーティーが

開かれようとしています。

 

お二人はパトリックさんと晴美さんの教会の

メンバーです。

 

アイルランドにいる間、晴美さんからメールで、

入場予定者が60人を超えそうだということを

聞いておりました。

 

 

その時、ちょうどハープが見つかった後でしたので、

本当によかった、と胸をなで下ろしたのでした。

 

 そうでなければ、60人の方を前に、私はアカペラトークショー(!)を

しなければなりませんでしたから、今更ながら、

本当にハープが見つかってよかったです。

今日は、イギリスにしては珍しいくらいの夏日、

最高にお天気がよく、子供たちもすでに集まって、

お庭で遊んでいます。

 

コンサートの後は、バーベキューなどの

ガーデンパーティーが予定されていて、

それはそれは皆さん楽しみにしている様子でした。

 

こちらのコンサートには、パトリックさんと晴美さん

のような、国際結婚をしているご夫婦の方がたくさん

ご家族で来てくださいました。

 

イギリス人のご主人の皆さんは、ほとんど日本語は

わからないので、同時通訳を入れていただこうか、

 

なども考えましたが、お子さんもいるので、

1時間以上になると長過ぎてしまう関係上、

プログラムと短い解説を、日英二通りを作って、

 

あとは、雰囲気で理解していただけるよう、

わかりやすい曲を用意しました。

 

それにしても、60人以上のお客様を迎えられるお宅は、

さすがに日本では難しいでしょうね。

 

小百合さんとアンディーさんは、最近こちらに越されて来て、

お友達や教会の方を招いて、ちょうどオープンパーティーを

したいと思っていらしたそうです。

 

そこへ今回、ひょっこり日本からハープ弾きがやって来るということで、

パトリックさんがこのコンサートをアレンジしてくださいました。

 

全てにおいて、本当にグッドタイミングでした。

 

さて、皆さんお集りになったので、コンサートが始まりました。

 

さっきまで賑やかだったキッズたちも、しーんと。

みんな、大人の言うことを聞く良い子たちなのでした。

 

弾き出して感じたことは、本当に響きがよかった、ということです。

空気、空間に、跳ねるような軽快な音がしています。

こればかりは、日本ではなかなか再現できないです。

 

こちらの乾燥した気候と建物の材質が、よい響きを作って

いるのでしょう。ハープにとっても居心地が良いようで、

ヨーロッパの楽器であることを思わされた瞬間です。

 

広く、人もぎっしりですが、マイクはいりません。

従って力も入らず、本当に素晴らしい音響環境でした。

 

コンサートは、アイルランドやスコットランド民謡からはじめ、

早速習ったゲール語の歌も披露いたしました。

 

子供たちの曲も、そして、念願のクイーンの曲も!

 

バッハや日本の唱歌にも至り、あっという間の一時間でした。

 

小百合さん、そして晴美さんと
小百合さん、そして晴美さんと
パトリックさんと
パトリックさんと

コンサートの後は、お庭にてパーティーです。

キッズたちも大はしゃぎ、大喜びです。

 

本当にここまでの準備は大変だったことと

思います。皆さんありがとうございました。

 

終わってからいろんな方とお話をすることが

できました。

 

イギリス人のご主人の皆さんが、とてもリラック

スして、楽しんでおられたのが印象的でした。

 

そして次々に話しかけてくださり、中には

心の奥にあったことをオープンに話してくださる

方もいて、自然とそこに輪ができ、

 

 

よい交流の機会を提供させていただけたように思って、嬉しかったです。

 

夕方5時で終了の予定が、8時過ぎまで続き、

皆さん名残惜しく、でも明るい表情でお帰りになりました。

 

帰ってからパトリックさん,晴美さんと、本当に楽しい会であったことを

振り返りました。

 

正直、旅の途中で十分な練習もままならず、不安もありましたが、

なんとかそのお役目は果たせたかと、ほっとしました。

 

そして、本当に本当に、ここに来ることができてよかった、と心から思いました。

 

明日の午後、ロンドンの教会で演奏して、この旅のフィナーレとなります。

ここまでエネルギーをキープできていることに、ありがたく思うのでした。

 

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