桜舞い散る4月

 

さすがにこの2日間の花散らしの雨で、今年は各所の

お祭前に、桜が散ってしまいそうですね。

 

エイプリルフールの一日は、穏やかに晴れて、お花見

日和でしたが、平日でしたのでちょっと残念です。

 

私はその日、初めて千葉県の我孫子市(あびこし)

という場所でコンサートでした。

何が有名なのかな・・・手賀沼という沼かしら?

 

沼沿いには桜並木となっていて、大変気分よく

ドライブ、一気に走りました。

 

 

午後から、ある福祉施設でのHarp & Songコンサートがありました。

以前から知っておりました、Fさんの企画によるものです。

 

これから我孫子地域のマネージャーをしてくださるというFさん、

大変感謝です。

 

今日のお客様、大変静かでいらしたので、ご存知の曲はご一緒に

口ずさんでいただいても結構ですよ、と申しました。

 

そこで、大変豊かなバリトンのお声が・・・

 

以前にも、ある場所でテノールの、これはただ者ではない、という方や、

ソプラノの透き徹るような美しい声、などが聴こえてきたことはありましたが、

 

この低い響きは初めてで、なんかすごい所に来たなぁ、と思いつつ

コンサートをしておりました。

 

終わってから知りましたのは、こちらにお勤めの若い男性で、

やはり本格的なバリトンの歌手でいらしたのでした。

 

週末には歌手になられるというHさん、そういうメリハリのある生活って

いいですね、楽しそう。

 

これから、こちらの我孫子市で、コンサートの機会がいくつかありそうで、

楽しみです。

 

さて、3月の後半から続いてきました春本番コンサートも

来週の月曜で最後になり、しばらく準備期間に入ります。

 

いくつか新しい歌をアレンジしたり、

いつもはなかなか取り組めないクロスストラングハープも

もっと弾いて過ごしたいと思っています。

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リュートと歌を聴く

イギリスの16世紀に流行った音楽のスタイルに、

リュートソングというものがあります。

 

リュートというギターの原型のような楽器に合わせて、

歌い手が語るように歌うというものです。

 

古楽の分野になりますが、先日、そのスタイルの

演奏を生で聴かせていただきました。

 

奏者は、波多野睦美さん(ソプラノ)と

つのだたかしさん(リュート)のデュオです。

 

こちらは会場で買ったCDで、お二人のサインもいただきました。

 

 

お二人のCDは何枚も持っているのですが、この絵柄が特徴あって、とても素敵なのです。

見ているだけでも楽しいです。

今回はイギリスの歌の曲集のものを買いました。

 

リュートのつのだたかしさんは、

「メリージェ〜ン」の、つのだひろさんのお兄様。

 

同じ音楽のプロでも、ジャンルがとても違うのですね。

お二人ともものすごい才能のあるご兄弟と思います。

 

今回は、私が参加している、Lily of the Valley(声楽、リコーダー、ハープ)

のメンバーを誘っての音楽鑑賞会でした。

 

三人とも好きな時代の音楽で、とても勉強になりました。

 

Lily の歌姫、志保さんは、波多野さんの細かいニュアンスや

発音の正確さなどに感嘆しておりました。

 

そして、リュートという繊細な、音数の少ない楽器をバックに

歌うということが難しい(普通はボロが出やすい)ことを

言っていました。

 

確かにわかります。ハープもその類いのようです。

飾るものが何もない中で、声がそのままに空間に出て行くという

恐ろしさ、いつも私も感じています。

 

そんなことを全く感じさせなかったのが、波多野さんの

メッゾソプラノでありました。

さすがです。

 

それにしても、本当にリュートは音が小さい楽器なのです。

本当はホールなどのような所で弾く楽器ではなく、

昔はお城の一室、プライベートな空間でつまびくものだったようです。

 

さすがに現代は、それですとコンサートにならないので、

こういった有名な方は、大きなステージでお弾きになりますが、

 

相当にシーンと静まり返らなければならないという

客席側が負う責任の大きさがありました。

 

咳なんてもっての他です。

プログラムのカサカサもNG。

 

これがクラシック音楽会の欠点といえば欠点でしょうか。

小さなお子さんは連れて来られないという現実です。

 

比較的短い時間(1時間半)でしたが、

それもちょうどよいような気がしました。

 

たまにはこういう張りつめた中で、「聴く」ということに

神経を傾ける時間も新鮮でした。

 

そういう意味で、あまり長くない方がよいのかも知れません。

皆さんとても満足して、会場を後にしていました。

 

私もあとは、おうちでゆっくり、クッキーとお茶をしながら

CDを楽しむことにしたいと思いました。

 

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CDお届けキャンペーン終了のお知らせ

昨年11月から続けておりました、近隣の方へのCDお届け

キャンペーン、たくさんの方にご利用いただきまして、

本当にありがとうございました。

 

3月末までのご購入分をもって、終了させていただきました。

 

振り返りますと、ホームパーティーにご利用いただいたことが

多かったです。

 

お友達に招待状を書いたり、手作りのケーキを用意くださったり、

いろいろ準備が大変だったのではないかと思いますが、

 

 

どの方も、お友達の笑顔を見たくて、ゆったりした時間を

差し上げたくて・・・そんなご好意が感じられる時でした。

 

コンサートの中盤には、赤ちゃんやワンちゃんまでも

まったりしている様子、私自身も嬉しい時でした。

 

一番最後のキャンペーン演奏は、4月に入ってからでしたが、

ご自分がお勤めのデイサービスに来てください、というご依頼でした。

 

その日はちょうど4月のお誕生会で、

94歳の方へのプレゼントとなりました。

 

ハープの伴奏でHappy Birthdayを歌っていただいてからの

ミニ演奏会でしたが、たくさんの方の笑顔に送られて、

本当に来ることができて、よかったと思いました。

 

CDは現在、このホームページでの通販と

cafe24&Beachさん(千葉県野田市、リンクをご参照)で

継続して販売しております。

 

また、お聴きくださった方々から頂いたメールにも

とても励まされて、感謝に思っております。

心よりお礼申し上げます。

 

これからもいろいろチャレンジして、次へと向かって行きたいと

思っております。

 

なお、Harp & Songコンサートは、現在5月分のご予約を

承っております。

 

土日は、埋まってしまいましたが、平日はまだお受けできますので、

お早めにご連絡いただければと思います。

 

また、一般公開向けのコンサート、ライブは、HPのトップ画面に

随時掲載いたしますので、どうぞご覧くださいませ。

 

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著作権のお話

昨年、CDのためにレコーディングをした時に、一曲だけ、

著作権保護期間にある作品を選曲して、アレンジしてしまい、

 

レコーディング後に気づいて、急遽曲を差し替えるということが

ありました。

 

でも気がついてよかったです。

公にするものですから、ルールは守らないといけませんしね。

 

普通、音楽の場合、作者の死後50年間が

著作権の保護期間となっています。

 

そして、日本では、JASRAC(日本著作権協会)が

権利を請け負い、作品を管理しています。

 

でも、すべての楽曲が、JASRACの元で

保護されているかというと、そうではありません。

 

多くは、超有名なアーティスト、有名な作詞・作曲家の作品が

届け出られて、登録されていると思います。

 

そして、その他ほとんどのアーティストは、保護申請をしていません。

 

私もオリジナル曲を何曲か発表していますが、

JASRACさんには、何もお願いしておりません。

 

それは、著作権保護のための費用が高いこともありますが、

いったん保護されると、作品の所有権がJASRACに移りますから、

 

自分の曲を自分のコンサートで演奏する場合も、

こちらがJASRACに使用料を支払わないとならないのです!

 

そんなぁ、という感じですが、

その代わり、法的にはバッチリ守られているわけです。

 

でも、自分の曲にお金を払わないといけないなんて、

別に保護はいいです・・・となります。

 

ですので、インディーズのアーティストは皆、

できる範囲で自分で自分の作品を守っていくようにするしかなく、

 

私のコンサートでは、録音と動画撮影だけご遠慮いただくよう、

事前に主催者の方にお願いしています。

 

もちろんそれでも、今はi-pnoneなどで簡単に録れてしまう時代ですが、

正直、離れた所でi-phoneで録音しても、

 

ハープの音は全く美しくは録れませんし、

繊細な部分などは、もしかしたら聴こえないかも知れないです。

 

それでしたら、もうその場で楽しんでいただいた方が

よい時間を過ごせるような気がします。

 

先日、ハープコンサートをしに伺った会場で、

何かの会で音楽鑑賞をするために、ビデオ撮影をなさりたいという

個人のお客様がいらしたので、大変申し訳なかったのですが、

ご遠慮していただきました。

 

開始直前でしたので、著作権等の説明まではできませんでしたが、

動画をお持ち帰りになられるということは、

 

せっかく生で楽しんでいただくために、アーティストが万全に準備して

いろいろな場所に出かけて行く、という意味がなくなってしまうのです。

 

たまに音楽の仲間内から聞くのは、知らない間にYoutubeに上がっていた

というような悲しいお話もあり・・・

 

多くのアーティストは、とても弱い立場にあることを

思います。

 

それよりも、その場で、その時に出来上がる作品として、

空気感をお客様に感じ取っていただけたら、

奏者としては嬉しいです。

 

そういう意味では、CDというものは、

本来の音や臨場感に欠けるものがありますが、

CDはまた別のアートであり、一つの形として残すための作品だと思っています。

 

録音に臨む時は、またライブとは違ったテンションを

持ちますし、微妙に音の表現も違ってきます。

 

一方、コンサートは、奏者と聴衆が同じ時間と空気を共有できる

特別な時ですし、音以外の情報も受け取って聴ける面があります。

 

ジャズなんかを聴きに行きますと、瞬間芸術の域にあることを思いますし、

奏者同士の音楽の会話を垣間みて、一緒に楽しめるという、

その場に居てならではの醍醐味があります。

 

・・・などとちょっと力説してしまいましたが、

こんなことも、やっていくうちに私自身がわかったことでありました。

 

路上で演奏する方も、大きなホールで演奏する方も、

その日与えられた場所が、その人にとっての大切なステージで、

 

どこであっても同じマインドで、最善を尽くしたいと

どのアーティストも願っていますし、私自身もそう思っています。

 

私がCD収録を諦めた曲は、あと2年で著作権保護期間から外れます。

その時には、以前よりももっとよい音で、もっと表現豊かにできたら!

と思って、夢を膨らませています。

 

地道に練習しつつ、その時を静かに待ちたいと思います。^^)/

 

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Auld Lang Syne(久しき昔)

 

こちらは、昔住んでいたことのある、イギリスの町、

コルチェスターの友人宅フロントヤードです。

 

イギリスでは奥に広いお庭(バックヤード)があって、

ガーデニングにいそしむのは、表通りからは見えない

奥の方です。

 

芝生は必須条件(?)

必ずフロントヤードはこのように芝生になっていて、

手入れを怠ると大変見苦しくなります。

 

 

ここでピクニックをするわけでもなく、

目に緑が麗しい町づくりをしている、という感じです。

 

スコットランドの曲を原曲で歌おうと、いろいろイギリス関係のものを

引っぱりだしていました。

 

スコットランドへは旅行したことがありましたが、

当時はデジカメではなかったので、ここに載せられる写真もなく、

とりあえず今日はイングランドのものを ^^)

 

スコットランドの思い出といえば、フィッシュ&チップスのフィッシュ(たら)が

大きくて、美味しかったこと。

お昼に食べたのに、夜まで何もいらなかったほどのボリュームでした。

 

あと、まだネス湖にネッシーがいるかも?という空想があって、

何の変哲も無い湖が観光地になっていました。

今はどうなのでしょう?

 

日本人にとってスコットランドというと、何が一番しっくりきますでしょうか。

スコッチウイスキーでしょうか?

 

私は、ずっと「蛍の光」(原題は「Auld Lang Syne」)がイメージでした。

明治時代から歌われている、日本での最初の外国の曲だそうです。

 

高齢者施設に行くと、人気の高い曲です。

皆さん一様に、「あの頃」に帰ります。

いい思い出のあるところに帰っていただけると、よいですね。

 

Auld Lang Syneというのは、スコットランド低地語で、

(アイルランドのゲール語とはまた少し違うようです)

直訳すると Old Long Since となります。

 

そして、日本では昔は卒業式、

今は、閉店時刻を告げる曲、など、

いずれも「さようなら」の寂しい雰囲気があります。

 

でも欧米では、新年のカウントダウンの定番で、

新年を迎えるための「序曲」という捉え方をしています。

 

終わりではなく、始めるという、

こちらの方がワクワク感がある解釈で、好きです。

 

いずれにしても、古き友と一緒に、昔を懐かしんでグラスを傾けよう、

という歌詞です。

 

 

古い友人は忘れさり
二度と思い出さないものだろうか?
古い友人は忘れさり
古きよき日々も記憶から消えてしまうのだろうか?

古きよき日々のために、親愛なる友よ、
古きよき日々のために、
友情の杯をもう一度かわそう、
古きよき日々のために。

 

 

よい思い出をこうして共に分かち合えるのは、再会があるからこそ、なのですね。

 

そんな折に、イギリスリンクの集まりがあって、

昔の風景を思い出す機会がありました。

 

コンスタブル(イギリスの画家)ゆかりの地や

コッツウォルズで撮影のお手製ポストカード。

 

珍しいスコッチ犬のショートブレッド。

 

バックは、最近旅行に行った方のおみやげで

ティータオル。

 

皆さん、タイミングよくありがとうございます。

 

そして、古きを懐かしんで、飲みたいと思うのは、

                          私たちは、イングリッシュティーなのでした。

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優雅なランチをいただいて

こちらは、何回か寄らせていただいたことのある、

都内、三軒茶屋にありますフレンチのお店、

アンシェーヌ藍さん。

 

毎週木曜日のランチタイムに、グランドハープの演奏を

聴くことができます。

(なんとチャージは無しです。)

 

一度行きたい、と思いつつ、なかなか木曜日がフリーにならず、

でも、その念願がやっと叶ったというわけでした。

 

そして、本日のハーピストは、ハープ王子こと小林秀吏さん

(Syujiさん)の演奏でした。

 

とっても人気で、いつもお席が埋まるというお話でしたので、

私も一週間ほど前に予約をさせていただきました。

 

私はお一人様だったのですが、とってもハープに近い席を

ご用意くださって・・・

すみません、Oさん、ありがとうございます。

 

ハープというと、マーメイドだったり女神だったり、

女性が弾くというイメージが強いようですが、

 

元々、中世の時代にヨーロッパでハープを弾いていた人たちは

男性でした。

アイルランドでは、とても地位の高い職として扱われて

いましたし、女性が弾くようになったのは、もっと後の近代です。

 

今でも、ウィーンフィルなどは、奏者は全員男性ですし、

もちろんハープも素敵な男性が弾いています。

 

日本では、男性のハーピストは少ないと思いますが、

皆さん、本当に上手です。しなやかで、細かいニュアンスなどへの

気の配り方など、男性ほど職人芸があると思います。

 

グノーとカッチーニのアヴェ・マリア、カノンやジムノペティ、

ミスティ、イエスタデー、映画音楽やアンジェラ・アキも・・・。

たっぷり3ステージを聴かせていただきました。

 

Shujiさん、アイリッシュハープももちろんですが、アルパ

(南米のハープ)もお弾きになるそうです。

クラシックだけに留まらず、いろいろなスタイルを

お持ちなんですね。

 

それにしても、グランドハープの転調ぶりはスゴイ羨ましいです。

アイリッシュにはできません。「禁じられた遊び」もちょっと

無理です。

グリッサンドの一つも、大変豪華な響きです。

 

同業者というほどの者ではありませんが、ご紹介いただき、

少しお話もさせていただきました。(とってもお若いのね!)

本日は大変優雅な時間をありがとうございます。

 

そして何といっても、フレンチのフルコースですから、

贅沢極まりありません。とても美味しくいただきました。

(旬の鰆が美味しかったです!)

 

ハープを聴きながら、お食事するのって、どんな感じかなぁと思ってましたが、

こんな感じなんですね。

本当に落ち着きますし、心地よいです。

 

きっと常連の方たちも多いことでしょう。

 

私もこういう時間を提供していかねば、と思いました。

そして、お客さんとして聴かせていただく時間も、大切にしたいです。

 

大変楽しい一日でした。

是非またの機会を楽しみにしております。

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ハープを愛された、そのお方は

 

先日、とある有料老人ホームへ伺いました。

 

そちらのご担当の方が、真っ先に私に、

「先日、グランドハープを所有していた入居者の方が

亡くなられて・・・」というお話をされました。

 

その方は、Oさんというご高齢の男性でした。

グランドハープを自室にお持ちだったということで、

ご趣味なのか、プロの方だったのかはわかりませんが、

 

そのご年代からいって、日本ではとても草分け的な

ハープ弾きでいらしたことは間違いないです。

 

 

そのグランドハープは、引き取る遺族の方がいらっしゃらなくて、

業者にお譲りしたそうです。

 

「もう少し早くKIKIさんが来てくださったら、差し上げましたのに。」

という大変ありがたいお言葉。

(いえいえ、そんな高価なもの、めっそうもありません・・・。)

 

そして、その方がたくさんハープのCDを持っていらしたということで、

それを全て私にくださいました。

ほとんどグランドハープのCDでしたので、私が持っていないものばかりです。

 

中にはアルパ(南米のハープ)もありましたが、

アイリッシュハープはありませんでした。

 

CDの中に新聞の切り抜きなどが入っていたり、

一枚一枚、とても吟味して買われたものであるようでした。

 

きっとお一人で、CDを聴いて、また時折ハープを弾いて

過ごしていらしたのでしょう。

 

もう少し早く、そちらに伺っていたら、その方に会えたことでしょう。

そして、きっといろいろお話ができたでしょう。

 

そういう意味では、もっと早くに伺っていればよかったと思います。

とても残念でした。

 

でも、CDは倉庫に眠っていましたので、

受け取り手ができたことを喜んでくださり、

ずっしりと袋いっぱいのCDをお渡しくださいました。

 

いただいたのは30枚ぐらい、これから一年はゆっくり楽しめそうです。

そして、今後の自分の音楽の糧としていきたいです。

感謝申し上げます。

 

前回も男性のハープ奏者のご紹介をいたしましたが、

この方はどんな方だったのだろう、と思います。

 

きっと豊かな音楽の人生を過ごされたのではないかと思います。

そして穏やかな心で日々を送っていらしたのではないでしょうか。

 

今日は早速、いただいた中から、ドビュッシーなどのフランスものを

聴いて、休もうと思います。

 

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