♪Stoney End 'Brittany'
(ストーニーエンド社、ブリタニー)
22弦で、膝に乗せて弾くタイプのハープです。
アーリーミュージックプロジェクトさんにお願いして、アメリカのミネソタ州の工房から購入した、一番最初のハープです。
重さは5キロぐらい。小さいけれど、意外と音にパワーがあって、
そんなに広い場所でなければ、マイク無しでもソロの弾き語り
コンサートができます。
まろやかで深い響きをしていて、古楽曲などにも発揮できるハープです。
弦の張りの強さは、グランドハープと同じで、弾くのに少々力がいりま
す。クラシック奏法が必須です。
♪Dusty Strings 'FH26'
アメリカ、シアトル州にある、Dusty Strings社から個人輸入した、
感激の一台です。
26弦なので、小型の部類に入りますが、8キロほどあって、見た目よりもしっかり者で、タフです。
透明感あるケルティックな響きがしますが、クラシック曲にも合うので、
工夫をすればちょっとしたソロの曲も弾けます。
今までにこのハープから、たくさんのイマジネーションが生まれていて、
作曲の時にはこのハープを使用しています。
♪クロスストラングハープ(Xythia、52弦)
アメリカ、コロラド州のDwight Blevin氏作。
個人輸入しました。
半音弦がクロスして張ってある、クロマティック
ハープです。起源は、スペインのバロック時代にあり、
かなりレア物です。
このハープは、臨時記号の際にレバーチェンジ
(半音操作)せずに、弾くことができるため、
大変便利なのですが、奏法が普通のハープと
異なり、運指も難しいです。頭を切り替える必要があります。
でも、このハープのお陰で、これまでにお蔵入りした、
バロック曲などを復活させることができて、
私の音楽の幅が広がりました。
アイリッシュハープではできないことができる、
頼もしいハープです。
重いのであまり持ち出していませんが、ファーストアルバム「Gentle
Breeze」にも一曲収録しております。
♪Stoney End ' Eve'
(ストーニーエンド社、イブ)
アイリッシュハープの中ではとてもポピュラーで、
プロの方の多くも、このイブをお持ちです。
同じストーニーエンドのブリタニーの妹分で、
こちらも膝の上に乗せて弾きますが、
よりコンパクトで、ギター感覚で弾ける
気軽さがあるので、アウトドア演奏にも
気軽に持ち運べます。
初めてアイルランドへ行った時には、
このハープを持参しました。
指先で軽くはじく奏法のハープなので、
指への負担が少ないですが、
音量はやや小さめです。
装飾音がきれいに弾けるので、ケルト音楽向きです。
現在はあまりコンサートでイブを使っておりませんが、
イブをお持ちの生徒さんがレッスンに来られた時に
弾いて頂いています。
♪アイリッシュ・ティンホイッスル
アイルランドを紹介する上で、ご当地の笛、
ホイッスルも最近登場させています。
哀愁感漂う独特な音がします。
やはりケルト音楽にピッタリなことは、
言うまでもありません。
アイリッシュ特有の装飾音など、いろいろな奏法があって、奥が深いです。
アイルランドの方は、上着の内ポケットに潜ませていて、パブなどで気軽に出して、
セッションしています。遊び感覚で吹ける楽器、楽しい笛です。
♪コンサーティーナ
(アングロ、30鍵)
2014年の秋に渡愛した際に手にした、アイルランドの
伝統楽器、ボタンアコーディオンの仲間です。
単独で弾かれるよりは、他のアイリッシュ楽器とのセッションの中で、主旋律として弾かれることが多いです。
一つのキーを押すのと引くのとで、音が違います。
軽快なチューンによく合い、明るい音、そしてどこか懐かしい音がします。
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